かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

トヨタ営業利益最高 しかし・・

今朝の朝刊には、トヨタ自動車2006年4-6期の連結決算が売上高が前年同期比13,2%増の5兆6千381億、本業の儲けを示す営業利益は26,5%増の5千124億、純利益が39,2%増の3千715億で、売り上げ利益とも過去最高を記録したと書いてあります。来年の3月期では利益が始めて2兆円の大台に乗る可能性もあるそうです。
気の遠くなる金額ですね。あのミッドランドスクエアーが総工費いくらかは分かりませんが、毎年一棟ずつ造っていてもお釣がきそうです。
反面、今日の夕刊には「好景気実感できぬ、零細企業」の文字も並んでいます。受注が減り、経費は上がるばかり・・・企業も一個の人格といいますが、この格差はどうなんでしょう??

お隣の小牧市も早くから企業誘致に熱心で、多くの一流企業の本社、工場が立地しています。実は、今回のサミットの関係で、小牧の商店街(商業)関係の人に、折角の機会なので一緒にと思った時期がありました。青年部や会議所を通じて、紹介してもらおうとお願いしたのですが、熱心に活動している人には出会えませんでした。商店街といっても、ほとんど街路灯をもらう為に存続している商店街ばかりで、「まちづくり」を真剣に考えている人(商店街、商業者)にはついに出会えませんでした。
昨日書いた刈谷でもそうですが、街(市町村)のカロリー(財政基盤)を企業誘致による工業・製造業に依存している街では「まちづくり」が出来ないのではと思い始めました。伝統的地場産業が地域の文化と一体になっている町とは大きく違います。

「人の心の豊かさ」はお金の金額には比例しないのと同じように、住む人が実感できる豊さは豊かな財政とは違いますよね。青臭い・・または僻みでしょうか。
確かに市町村といえども財政が豊かになれば、病院も文化施設も立派な物が出来るんでしょうが、むしろその地域に、おいしい、新鮮な魚を売る魚屋さんが、新鮮で安全な野菜を売ってる店がちゃんと商売している方が豊かな気がします。

今日、明日と、勝川駅東商店街の夏祭りが、八光公園で開催されています。
手作りの夏祭りの方が「地域の文化」を育てる場合がありますよね。
是非お出掛けください。

今日も一押しご協力を↓お願いします
ブログランキング