かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

公明党中小企業活性化対策本部

今朝10時30分から公明党中小企業活性化対策本部の先生方の勝川地区周辺商店街の視察と懇談会があり、白浜一良本部長(参議院議員)はじめ7人の国会議員が地元の県議、市議の先生と一緒にお越しになりました。

大変暑かったのですが、最初に商店街を歩いてご覧いただき、ホテルプラザで、勝川整備室の林課長が周辺の事業を、続いて私から商店街の取り組みをビデオを交えてご説明させていただきました。流石、国会議員の先生は、熱心にお聞きいただき、商店街の抱える問題にも関心がおありのようでいくつかご質問をいただきました。

最後に、商工会議所の専務が、産学官連携の中小企業育成支援について説明をしましたが、横で聞いていて「フッ」思ったのですが、やっぱり「ものづくり愛知」です。

三河刈谷市のことを思い出しました。刈谷市は人口13万(域内商圏人口は26万とも言われていますが)の都市ですが、デンソーアイシン精機などトヨタ関連の主要な企業が集中し、人口増加率も日本でトップクラス、高齢化率も下から4番目、人口辺りの課税所得額も、全国平均より2割以上高く、僅差で全国3位です。しかし、一日6万人が乗り降りする刈谷の駅は、コンビニが2軒あるだけで、かつての商店街のアーケードは跡形もありません。
都市商圏には、イオン、ユニー、ヨーカ堂などSCが乱立し、大型店の人口当たり床面積は全国平均より13%も高いそうです。といって売れているわけでもなさそう・・ 「日本一豊かさを実感できない街」とありがたくないレッテルも貼られています。  何となく「ものづくり愛知」を象徴するような街だと思いませんか。

そうなんです、愛知は好調な工業出荷額に支えられ、日本の勝ち組とさえ言われていますが(内容はトヨタ一本足打法)、こと「まちづくり」に関しては後進県です。
大型店に良いように出店され、将に草刈場になっています。中部新空港の前島に建設される巨大SCもこのパワーシフトの中の話でしょ・・結局、県も市も誘致に動いているようですが、この「つけ」はいつか誰かが払うことになるような気がします。
早く、住民が、本当の意味で豊かさを実感できる「まちづくり」を全面に出さないと
・・ 春日井市でも、今更ながら企業誘致に動いているようですが、私は違うと思う今日この頃です。街の主役は住民です。