かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

師走は新年への準備の月

今日から師走。師走は一年の締めくくりの月ですが、先日のブログで書いたように、私はこの月が苦手。気がせくばかりでどうも仕事がはかどりません。

しかし、今日届いた<今週の倫理>のタイトルに(私は倫理法人会の幽霊会員ですが、毎週<今週の倫理>というFAXが届きます)
「後始末は来るべき「次」のためにある」とありました。内容は・・・

物事の成否は準備次第だと言われるが、同様に締めくくり如何で「次」も決まる。物事の区切りをハッキリとさせることで、物心両面に亘る明朗な状態を目指せる。というものです。

例として明治41年最初に移民としてブラジルに渡った先人が、リオデジャネイロの港に着いた後、船室に入った現地の掃除人が塵ひとつ無く整理整頓された船内をみて驚嘆したという話です。明治の日本人は「恥」を知り、外国人にバカにされたら恥ずかしいという心情がそうさせたと書いてあります。現代は比較にならないほど清潔で文明も進みましたが、恥を恥としない日本人が多くなっているのも事実のようです。

また、ニューヨークのジュリアーノ前市長が、現職のころ「細かなことをキチンとすれば大きな事も良くなる」という信念を持っていたそうです。「落書きをするな」「道端に寝転ぶな」と言い続け、それに反する者は片っ端から検挙していきました。議会や市民からは「そんなことより凶悪犯罪を取り締まれ」という声も多く出ましたが、続けるうちに本命の凶悪犯罪も減ってきたそうです。

細かいことや小さなことをキチンとやっていると、大きな事も自然と良くなるものだそうです。さらにはツキさえ備わってくると言います。

整理整頓・・・後始末をキチンとやり、来るべき新しい年への準備と思えば、嫌いな12月も意味が出てくるような気がしました。頑張ります。

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