かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

戯れ歌

今日勝川の区長さんと話をする機会があり、昔話に花が咲きました。
その昔、木津用水が引かれる前、明治の初めの頃だと思いますが、勝川の北部から味鋺の辺りは「水」との戦いだったそうですが、その頃、うたわれた戯れ歌(ざれうた)を教えてもらいました。

「名は勝川というけれど、お米に水はかけられぬ、稗(ひえ)の団子に蓑笠で
田ごと、田ごとに水の番。夜昼かけて水口に、立っても立っても水は来ぬ。
竹やり研いで、命かけての水喧嘩」というものです。

水が来ないせいで勝川の田んぼはやせ、稗や粟しか出来なかったそうですが、一方庄内川に近い勝川は、度々水害に悩まされていました。当然、両地域では争い事が多く、南は北を「味鋺原のひえ団子」と揶揄すれば、北は南を「勝川の水かぶり」と言い返し喧嘩をしたそうです。

しかし、昔から勝川は人物の宝庫で、歴代の春日井市長を排出したり、県会議員や市会議員も数多く選出されています。こうした地域の歴史を知ることは、本当に重要ですが、一度ゆっくり区長さんの話を聞く機会を設けたいと思っています。


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