かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

新がんばる商店街77選

GWの真っただ中、ひたすら仕事に専念しています。沢山のお客様が来ていただくだけで「感謝」の一言、疲れたなんて贅沢は許されません(笑)
昔から商店街の親父連中にも「仕事がない」「お客様が来ない」なんて言おうもんなら、こっぴどく叱られ、早く店を閉めれば「どうした」と声がかかり、休もうもんなら「誰か具合が悪いのか」と言われてしまいます。こういったお互いの店の切磋琢磨が「街」を支えていたような気がします。

私はいつも「商店街の衰退が始まったのは、昭和50年代後半の商店街全盛の頃に、郊外に住まいを移し、そこから店に通うようになってから」と言っています。商店街が「商人」から「サラリーマン」に変化した一つの要因ですが、次第に街への愛着も希薄になり、商売がダメになっていくと自ら努力する事を諦めた「評論家」が増えてきました。組織でも事業でも同じですが、自らが先頭に立って牽引していく為には大変なパワーが必要です。昔の人は、自分と街は一体ですので、自然とこの逞しさが備わっていた気がしますが、今は情報過多の時代、愚直に事を進められず、すぐ客観的に反省しますので、逆にパワーが無くなっている気がします。

このパワーを取り戻すのは並大抵のことでは出来ませんが、一つの方法として、どんな事でも「褒められる事」。。中小企業庁から「新がんばる商店街77選」も発表されていますが、みなさんも商店街で頑張っている人を見かけたら、どんどん褒めてやってください。褒められる事で「街」も良くなり「やる気」が出てくるかもしれません。