春日井市民が選んだ今年の漢字は「変」と「改」だそうです。市民文化財団が書の街春日井をPRしようと今年初めて企画したようですが、PR不足なのか集まったのは僅か135票。そのうち１３票と一番多かったのが「変」だそうです。また、市長が選んだ「跳」は来年への期待を込めての一文字だそうですが、来年市長選がある事を考えれば「ステップ」の年にしたいと考えられたのかもしれません。
財団法人・日本漢字能力検定協会が公募で選ぶ「今年の漢字」に「新」が選ばれたのと同じで「変」には「変革」「変化」という政権交代を代表とする世の中の移り変わりの意味と、変化が大きかった意味の「大変」も考えられます。私的には公私とも本当に「大変」だった一年ですが、まさか年頭にはこんな年になるとは思いも因らず、決して、油断していたわけではありませんが、将に石に躓き転びかけた一年でもありました。そういう意味では「躓」だったかもしれません。
しかし、少なくとも「後ろ」ではなく「前に」躓いたのですから、どんな小さな石でも拾い、一石を投じて起き上がろうとも思っています。やはり最後には勝川の「勝」で終わりたいとつくづく思います。
