かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

街を支える仕組みが肝心

今日は4月15日。4月もあっという間に半分過ぎましたが、やっと寒さも感じない陽気になってきました。しかし、火曜日には雨の予報も出ていますが、お天気が続きませんね。今週末の弘法市も曇りの予報が出ていますので心配です。
さて、商店街も新年度に入り、今は5月末に行う定時総会への準備が始まっています。今年は役員改選の年ですので、いつもより早めの準備が必要ですが、先日の理事会で、今後の運営について少し提案をさせてもらいました。
皆さんはどう感じているのかわかりませんが、商店街を支える人材や財源が、本当に少なくなってきています。商店街組織に加入しない店舗が出てきたり、「役員をするなら商店街を辞める」と公言する組合員が出たり、数えるほどの人数で弘法市を運営している実態を考えると、このままでは、人・物・金が”じり貧状態”になる事は目に見えています。以前の様に全員で支えあうという意識が希薄になり、楽をしたい訳でもないんでしょうが、共同で行う事を嫌う傾向が強く、反面、文句は一人前に言ってくる。将にエゴイストの塊です。商店街は地域コミュニティの核であると言われていますが、商店街そのもののコミュニティも崩壊寸前で、これでは、消費者に見放されていくのも仕方ありません。
いや、最早見放されているのかも・・・大型店は便利で品ぞろえも良い、さらに資本力もあり、何より売ることに真剣。。いくら我々が声高に訴えても勝ち目はないのかも。以前、誰かが「地方の商店街で生き残れる業種は、飲食業と風俗産業だけだ」と言っているのを聞いたことがありますが、今になって考えると的を得ているのかもしれません。寂しい限りですが、少なくとも”勝川だけは生き残るぞ”という気概を持ち、街を支える仕組み作りを考えてみます。