商人塾
昨夜は商工会議所と商店街連合会が主催する商人塾で話をさせてもらいました。「個店の役割と地域商人としての使命-春日井市の状況把握-というのが与えられたテーマです。人口減少から地方消滅という衝撃的な話も聞きますが、私はむしろ人口減少より生産年齢の減少=消費者の減少が大きな課題になってくると言う話から始めさせてもらいました。マクロで見れば高齢化より少子化が問題なんでしょうが、都市間の人口の引っ張り合いはあまり意味がなく、基盤産業の雇用を増やすことが非基盤産業の雇用を支え、所得層の厚みで人口を増やすのが大切という話をさせてもらいました。一極集中については東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市圏に集中する付加価値をどう再配分するかの仕組みが大切なんだと思います。
個店の役割については、約7割が物への欲求から心の豊かさをで消費しているとのデーターから単なる値引き合戦ではなく付加価値のある商品をどう作り販売していくのが大切という話をさせてもらいました。最後に補助金に頼らなくても市場に向き合う事で十分効果が出せる事例として、商業開発が行ったTANEYAの仕組みを説明しました。どこまで理解してもらえたのか分かりませんが、若い考えで構想力を活かし頑張ってもらえれれば幸いです。