午後３時からホテルプラザで開催の、公開シンポジウム「日本からみた春日井」に出席してきました。以前春日井で自治省から出向し企画調整部長をし、退職後、故郷の高松から衆議院議員に選出された小川淳也さんと日銀を退職し愛知県選挙区から参議院議員に選出されている大塚耕平さんがパネリストです。それぞれ中央で活躍している二人だけに、期待して行ったのですが、話が総花的になってしまい、焦点が少しボケてしまったのは残念でした。最後に「税制面からまちづくりを考えることはできないか・・」と質問させていただきましたが、改めてゆっくり話がしたくなるお二人です。
その後、引き続き、以前春日井の中学校で教鞭（美術）をとり、１６年程前、上京された日本画家、森脇正人さんの「日展評議員就任を祝う会」に出席してきました。挨拶の中で、１６年前に師事していた奥田元宋先生に誘われ、新築したばかりの自宅を売り東京に行った当時の話をされましたが、先生に「楽画は描くな」「奥さんを働かせるな」「先生をするな」と３つの条件を付けられたが、今になって思うと、先生の横で勉強させていただいたお陰でいろんな事が覚えられたと振り返ってみえました。
将に退路を断った「背水の陣」だと思います。聞けば日展の評議員は日本に３０人しかいないそうですが、春日井を故郷にするこんな立派な先生がいること自体、本当に有難いことだと感じます。
また、席上、先ほどシンポジウムを終えられた小川さんと同席し、商店街の事も聞いていただき内容の濃い一日でした。
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