かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

志高会 7月5日

昨日の夜、久しぶりに会議所青年部のOBで作っている「志高会」に出席。この志高会は地域に影響力のある人物を呼んで話を聞き勉強するために作った会ですが、今回は経産省から春日井市に出向している伊藤周広さんをゲストに迎えました。

春日井市と日本の将来像ー残された10年を有効に過ごすためにーと題し、冒頭、説明を受けましたが、春日井市は本格的な人口減少を迎えるまでの10年(実質9年ですが)にあらゆる政策的努力をし、人口減少下でも成長できる体質を早く作らないと、都市雇用圏という視点で考える成長は不可能になるとのことです。つまり、製造業を中心とした域外市場型産業の発展が、商業・サービス業等の域内市場を支える源泉になるという考えです。その為に、優良な製造業の誘致につながってくるのですが、現在は、昼夜の人口比率を見ても、夜間人口が多く、名古屋のベットタウンになっています。人口を増やしても国からの交付金は期待できず、自主財源の確保が出来なくなってきます。負担の大きい高齢者福祉を支えるには「ベットタウン」から「ライフタウン」へ・・市政方針でも述べられていますが、市を挙げての企業誘致合戦はこれから本格化してきますが、市や会議所の内部でどこまで理解されているのか危惧するところです。


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