かちがわ通信

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覚えたもん勝ち

このところの人手不足は深刻で職安に調理師、調理師見習いの求人を出し続けていましたが、この一年半位応募はゼロ。最近の若い人(という言い方は嫌いなんですが)は、どうも飲食業の様にキツイ仕事に付きたがらないようで、調理師学校の先生に聞いても、特に和食は人気が無く、なかなかなり手が無いのが現状の様です。確かに修業は厳しく、一人前になるには、最低10年は掛かりますので我慢が出来ない子が多いようです。アルバイトも同様、牛丼のすき家チェーンが人手不足で閉店しているニュースをテレビで見ましたが、学生のアルバイトにも人気が無いようです(もっともすき家の場合は別の問題もあるようですが・・)少し前は「賄い付」が嬉しいと、地方から来ている学生が結構アルバイトに来ていましたが、最近はそこまでの苦学生も少なったのかもしれません。卒業する時に、ご両親が「お世話になりました」と米を持参された学生もいた位です。

さて、こんな状況が続いていたので、若い人材は諦めかけていたんですが、GWが開けた途端、就職希望が相次ぎ、今日も2名面接をしましたが、合計4名の応募がありました。面接の結果19歳と21歳の子を2名採用することにしましたが、理由はさっぱり分かりません。 殆どの子が、アルバイトをしていたようですが、言葉は違いますが、口々に「チャンとした料理を覚えたい」と言っていましたので、単にお金だけではなく将来的にも手に職を付けたほうが良いと考えたんでしょうか。いつも若い連中に言いますが、この世界は「覚えたもん勝ち」。。物は残りませんが身に着いた技術は何があっても無くなりませんからネむしろどこまで辛抱が出来るのか、そこが問題なんです。