平成５年に勝川のまちづくりの為に、当時の青年部で作った㈱サンエニーズの株主総会を開催しました。会社設立以来１２年、当初ルネックの４階で１００円ショップを、その後メインキャストアカデミー、スタジオを経営し、また、旧駅前市場跡を借り受け、かちがわにぎわいﾌﾟﾗｻﾞ「１００円コンビニ、ＵＳマート」を誘致し、商店街の活性化に取り組んできました。
しかし、再開発でこの建物（かちがわにぎわいﾌﾟﾗｻﾞ）も、移転の対象になるのを機に、この際会社も解散することにし、その説明をする会合です。
１２年前、志高く作った会社で、もちろん有形無形の効果は、今でも充分にあり評価もいただいてはいますが、引き際も肝心です。
思い入れも沢山あるのですが、出資してくれた青年部のみんなに、これ以上の負担が掛からないうちにと考え解散することとしました。
思えば、当時、私の呼びかけに合計で１０００万円という出資をしてくれた、勝川の青年部のみんなや、側面から援助してくれた長縄理事長にも本当に感謝しています。
現在のメインキャストスタジオの業務は、はっきりとはしていませんが、何らかの形で引き継いでもらうよう、現在調整中です。勝川で教室、講座などを考えている方が見えたら連絡してください。
倫理法人会が毎週「今週の倫理」というＦＡＸを送ってくれます。たまたま今週号に「人生の真価問われる出処進退の道」という題で、次の事が書いてありました。抜粋ですが、書いておきます。
人生の様々な場面における出処進退。中でも最後の「退」に生き様が表れます。・・・・功成り名を遂げることは誰もが望むことですが、あとに控える「引き際」が更に大切で、それが難しいからこそ「故事」や「諺」が多く残されています。現代の世でも、立志伝中の人物と謳われた経営者が引き際を誤り、晩節を汚すというケースは枚挙にいとまがありません。あとに続くものが充分に力を発揮できるように「立つ鳥跡を濁さず」を実践したいものです。
（全文をご希望の方はＦＡＸ番号をメールで送ってください）
mizutoku@o-cobo.com
これは事業継承の件で書いてあるのですが、引き際は本当に難しいと思います。今回のサンエニーズは全員の同意をもらい、このタイミングで会社を解散できるということはむしろ幸せかもしれません。
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