かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

すべては自己責任です

昨年の12月は後半、雪に悩まされ名古屋でも58年ぶりの大雪でした。それに比べれば今年は暖冬です。今日は昼から勝川駅周辺まちづくり協議会、商業部会のワーキンググループの会合に出席。前回タウンウオッチングで収集した資料を検証しました。冒頭、北海道の旭川豊田市桜本町商店街の事例を先生から説明を受けましたが、勿論きれいな町並みが、そのまま売り上げにつながるとは思いませんが、街を思う気持ちは伝わってきます。

勝川は昭和30年後半から50年代にかけて最盛期を迎えました。53年に大型店の出店ラッシュが始まっても大きく落ち込むことは無かったのですが、平成10年柏井町に「春日井サティー」が出店されてから一気に人通りが途絶え落ち込みました。それまで栄えていたがために、アーケードを整備しようとか話は出ましたが、実現に至らずハード整備が遅れ、再開発事業が進捗するまで打つ手がありませんでした。しかし、大弘法通りの道路工事など、ここへ来てハード事業も動き出し、勝川全体を開発しようという兆しも見えています。今がチャンスです。これからの数十年の浮沈がかかっています。

中には、ノスタルチックに昔は良かったとかいう意見も出ますが、要はバランスです。以前にも書きましたが、頭の上をぶんぶん飛び回る「ハエ」や、隙間から吹き込む「寒風」に震える生活に戻りたいと思う人がいるんでしょうか・・何を変えて、何を残すか、文句を言うだけでは何も解決しませんし、商店街に対してノスタルジーだけで語るのは非常に危険だと思います。

世の中どんどん進歩していきます。自分たちが自分たちの街に対して、どう責任をとるのか。もっと言えば自分の責任をどう考えるか、人や市役所のせいにしているうちは何も変わりませんね。このことを皆が理解しないうちは、本当のまちづくりは出来ません。すべては自己責任です。


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