かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

ノロウイルス

全国でノロウイルスが猛威を振るっています。ノロウイルスという名前が世に出てきたのは、ここ3年ほど前で、食品衛生指導員の研修でも前回のテキストから名前が出ていますが、それまでは原因不明の食中毒ということで処理されていたそうです。

主な要因は「カキ」などの2枚貝と言われていますが、貝類は河口付近で養殖されていますが、河川そのものの汚染がすすんでいるため、えさと一緒に体内に取り込み濃縮されているようです。したがって古いから危ないと言うことではなく、新鮮な貝にもウイルスは存在します。しかし、熱には弱い菌なので十分な加熱をすれば死滅します。

厄介なのは経口感染することです。先日の東京のメトロポリタンホテルの例は、菌の保有者がホテルの廊下で嘔吐し、清掃はしたものの殺菌をしなかったため絨毯に付着した菌が、乾燥し空気中に散らばった為とされています。実に500人の感染者を出しました。予防は十分な「手洗い」と「うがい」です。

鳥インフルエンザといい今回のノロウイルスでもそうですが、一説には地球の温暖化のせいとも言われています。地球規模の気候の変化が細菌類の生態にも影響しているそうです。これらが経済に及ぼす影響は、一般的な経済論では語れない、将に複雑系の経済学ですが大変大きなものがあります。三重県宮城県のカキの養殖業者からはシーズンにも関わらず、風評被害で相場が下落していると嘆く声が聞こえてきます。

これらを予知するのは当然不可能ですので、リスク管理をしっかりし、自分の身は自分で守る・・・昨日も何か同じような事を書きましたが・・対策が必要です。

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