最初の視察先は豊田市の桜町本通り商店街です。理事長の鈴木さんが出迎えてくれました。この桜町本通り商店街は、勝川と同じく今年のブランド商店街に選ばれた商店街ですが、主にファサード整備、道路整備に力を入れています。また毎月８日に「八日朝市」を開催しています。
三河の市町村は豊田のお膝元、市の財政も豊かなので、施設も本当にうらやましい位立派です。商店街の街路灯も市が設置していますが、路面も石が上手に配置され歩車道の境が処理されています。この写真の店頭のサインは結構お洒落で目立っていました。また、住民の皆さんが参加するまちづくり協議会「桜町ほうだら会」でプランターの植え替えなどを行い、また、街並みも一般の住民宅も参加して整備されています。
次に西尾市の本町発展会にお邪魔しました。こちらも同じく本年度のブランド商店街に選ばれています。西尾市商業協同組合の岩崎理事長と役員の鳥山さんが出迎えてくれました。写真は鳥山さんのお店の駐車場で説明をきいているところです。鳥山さんは「はと屋」という豆味噌の醸造元で、自然食のレストランも経営されています.この写真の後ろに写っておる店が創業１６・・年という薬屋さんで、理事長の岩崎さんも4代目の呉服屋さん、鳥山さんの会社も100年以上の歴史があり、味噌蔵も見せてもらったのですが、歴史を感じる街並みです。今回の受賞は「癒し歴史ストリート」で歴史を活かした街並みの整備が認められました。
西尾は三河の小京都と言われるくらい、落ち着いた街ですがこのような古民家を改造して新しく創業する人も出ているそうです。おしゃれなブティックやえびせん等を販売する店に転業する人もいます。道路の整備事業に着手し工事中でしたが、完成すれば良いまちになりそう。今後に期待大です。
最後は衣浦海底トンネルを抜けて知多半島の半田市にお邪魔しました。名鉄半田駅前に昨年5月に竣工した再開発ビル、クラシティ半田の視察です。この組合の理事長は以前からお世話になっているコンサルの市野先生で、先生の奥さんがこのビルの一階でファッションのお店を経営しています。勝川の再開発と同じく、区画整理との合併施工で再開発が進められ上部を保留床として分譲マンション（ライオンズマンション）に売却されています。勝川と違うのは駐車場と３階のフロアーを半田市が取得し市営駐車場と半田市民交流センターとして運営している点です。従って地権者法人は床の取得なしで、ビルの管理運営をしていますので、多分従前の権利者は持ち分に対する利回りは良さそうな雰囲気でした。駅から延びるデッキも市がつくり３階のフロアーにつながっています。ランキングにご協力を↓
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