今日は本当に久しぶりの休みが取れました。こうなりゃ朝寝するぞと思っていたのですが、悲しいかないつもの時間に目が覚めガックリ・・寝るにも体力が要ります。
予定もなかったので、奥さんと多治見市市之倉にある「さかずき美術館」と「幸兵衛窯」に行ってきました。勝川からは約40分で到着ですが、市之倉はどちらかといえば「陶器商」が多い多治見にあって窯業の雰囲気が漂う静かな町で、50以上の窯元が軒を連ねているそうです。山間にあるため少ない原料で、運びやすい「さかずき」の生産が主流になったとのこと。
丁度、お昼になったので敷地内の「花の蔵」で食事をしましたが、蔵を模した店内は、女性を中心に結構混雑していました。メニューは会席のみ。たっぷり一時間半かかり少々・・・その後、歩いて5分のところにある幸兵衛窯へ。
現在は7代目の加藤幸兵衛さんですが、先代はご存じ人間国宝の加藤卓男さんです。幸兵衛窯といえば「ラスター彩」 この古陶磁資料館にはペルシャ(今のイラン)で発掘された陶磁器などが展示してあります。日本古来の「織部」と瓜二つの陶磁器片もあり、陶磁器が大陸からの伝来であったことがよくわかります。また、この資料館は福井県から200年前の古民家を移築したそうですが、むしろこの建物の方が興味深いものを感じました。
帰り道は、雷をともなった土砂降りの雨にたたられましたが、久しぶりにゆっくりとした時間が流れた一日でした。
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