かちがわ通信

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船場吉兆営業再開

朝から船場吉兆が営業を再開するニュースが賑わしていますが、昨日の記者会見でも、例の和泉元彌の母節子さん似の「ささやき女将」湯木佐知子さんが社長に就任、大阪地裁に民事再生法再建を申請し再建を目指すと話していました。もちろん偽装自体は犯罪ですし擁護するつもりはありませんが、日本料理の頂点にあった「吉兆」が、こうも簡単に、3か月の営業停止でこのような事態になろうとは・・負債総額は8億とも言われています。今回の事件以前の負債もあったとは思いますが、如何に経営基盤が脆かったのか、図らずも露呈するはめになってしまいました。

「料亭」という営業形態の店は、もちろん名古屋にも沢山ありますが、特に「老舗」と言われる名店には「不動産を切り売りしている」とか「一部フランス料理店に業態変更した」とか、どこも苦しいという話は良く聞かれています。これらの料亭は、特に看板に相応しい、良い意味での「見栄」を張りながら、営業をしていると常々思っていますが、このニュースを見るたびに「老舗」「吉兆」であるが故の苦悩が見え隠れして「歴史や信用を重ねる」意味が、問われている気がしてなりません。営業だけならもっと効率の良い業態はたくさんありますから。

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