かちがわ通信

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夕張検証

9bc64da1.jpg朝10時から春日井市観光協会の理事会と総会に出席。観光協会の総会は久しぶりの出席ですが、行ってみてびっくり! 何と昨年から副会長にされていました。。聞くとこのポストは会議所の地域開発委員会委員長の「当て職」だそうで、委員長=副会長だそうです。もっとも一年を通じて、な~んもしない観光協会ですから、役職についてもする事はありませんが・・・・昨年から会議所の会頭に会長が変わり、少しは動きが出るかもと期待していたんですが、残念ながら相変わらずの内容です。
終了後、同席していた友人と、市役所の12Fで食事をし、慌てて名古屋で所用を済ませ、午後2時からの常議員会に出席。こちらは来月の総会に向けての議案の審議が中心です。その後、商連に顔を出し、高蔵寺で散髪。夜7時からはかちがわ大学です。
今日の講師は、昨年4月から今年の3月までの一年間、春日井から北海道夕張市へ出向されていた市職員の神戸さんです。新聞や人づてに彼の話は聞いてはいましたが、直接現地の話を伺えるチャンスと本当に楽しみにしていました。
「行政の破綻」と言う大変ショッキングな出来ごとの渦中に飛び込み、報道だけでは理解しえない現場の様子を聞く事が出来ましたが、市民は意外と気概があり、何とかしようと言う機運は、我々が感じている程萎えてはいないようです。しかし、47%という高齢化率は、如何ともしがたく国からの援助が今後どう行われていくのか心配されていました。また、現在は約20名の春日井市を始め、東京都や北海道から職員が出向しているようです。しかし、今後の夕張市を考えれば、これらの職員は、数年経つと各々の自治体に帰っていくので、むしろ「夕張高校から若い職員を一人でも採用し育てることが大切」と言われていたのが印象的でした。
その後、懇親会にも出席し話を伺いましたが、この神戸さんの経験を「春日井市の将来にどう活かすか」。もちろん性急には変わるべくもありませんが、機構改革を旗印にしている春日井市です、若い職員への刺激と言う点で、爽やかで熱い神戸さんに大いに期待したいものです。