かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

千客万来

bf53c264.jpg昨夜の弘法宵市は、まさに千客万来。沢山のお客様がお越しになりました。前夜来の大雨も止み、蒸し暑い一日になりましたが、それでも今晩も又降った事を思えば、ラッキーの一言。いつも「気合いの入ったイベントは雨が降らない」と言っていますので何とか面目を保つことが出来ました。

さて、今回の弘法市には、JR浜松駅の南側に近接した高竜街づくりの会の皆さんが総勢20名で視察にお越しになられました。現在、区画整理事業を施行中だそうですが、今回はその青年部の視察研修との事でした。事務局の方が、中部工業大学(現中部大学)の出身で、昨年所用で春日井に来られた時、偶然弘法市を見られ、是非一度という事で今回の視察になったそうです。また、金沢からは地元新聞社の事業局局長さん始め3名の方が、また駒ケ根からは地元出身の県会議員さんもお越しになり、それぞれお話をさせていただきました。どちらも中心市街地の商店街が衰退していくという「悩み」を抱えての視察ですが、最近感じている事は、ひと口に商店街と言っても、問題を細分化し「商」「店」「街」に分けて考えると理解しやすいという点です。「商い」を考えれば、ネット販売等の無店舗販売が急成長しています。「店」は、かつての対面販売の店からセルフ形式をとる店が増えています。「街」も、歴史等にこだわりテーマパークの様な街も出現しています。このように、其々の問題を個別に考えてくと、意外と商店街の本質が見えて来るのではないでしょうか。都市に商店街は必要なんです。それは単にノスタルジックな感傷に浸ることではなく「通りや広場(辻)などを利用しながら、人々が高い密度で触れ合い、交流しながら過ごす都市特有の複合的で、開かれた重層的な空間構造を持つ場所は、無くてはならないだろう」と三橋先生はいつも書かれていることにつながります。弘法市の意義はまさにこの点にあると思っています。

なっちゃん今回は、この様な視察の関係を引き受け、更に店頭での生ビールとつまみの販売で1日が過ぎてしまいました。今日の「土用丑の日」の準備もありましたので、片づけも子供を代役に立て早めに失礼しましたが、芸大生の「お化け屋敷」も大好評だったようで、終日行列が出来ていました。帰り際に立ち寄ったら、「まだ集計前ですが1300人の入場者がありました」と責任者の日置さんが話していました。新聞の前宣伝が効いたのかもしれませんね。来月の弘法市でも同様に開催しますので、今回見られなかった方は、是非お越しください。また、始めての試みで、着ぐるみの「なっちゃん」が浴衣姿で、かっちぃに乗り、西友の勝川店で、チラシを配ってくれました。途中少し話をしましたが、実施方法など少し課題も出たようです。王子製紙野球部が今回も都市対抗野球への出場が決まりましたので、応援の横断幕の揮毫もしました。単なる夏祭りとは、一風変わった弘法市です。