かちがわ通信

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落合竜終戦

今日の中日スポーツのタイトルです。2年連続で巨人に大敗を喫し今シーズンの真剣勝負は終了しました。敗因はと聞かれれば「実力の差」としか言いようがない試合内容でしたが、ペナントレースで12ゲームも離されたことを考えれば、この結果も仕方ないかも知れません。開幕当初は、野本、藤井の活躍や川井の開幕11連勝など、若手の成長が著しく、川上、中村紀、ウッズが抜けた穴を感じさせない戦いぶりでした。更に全く期待度が低かったブランコも、徐々に打ちだし、結果は打点とホームランの2冠に輝いています。井畑、荒木の一二番、100打点以上を記録した森野、実力を充分に発揮した和田と戦力的には決して巨人に引けを取っていないと思われるだけに落合監督の手腕に疑問の声が上がるのは必至かも知れません。
しかし、終了後のインタビューでは多くを語らず、何となく腹に落ちない部分があるのは私だけでしょうか。結局、巨人との差はこの明るさかもしれません。かつては球界を一人で背負った重苦しさも感じ、勝つためにFAで、4番打者を掻き集めた巨人でしたが、最近は、坂本を始めとする若手が伸び伸びとプレーしているように感じます。片や多くを語らず自分で考えろという姿勢は、一見大人の対応に見えますが、選手には何を考えているのか解らない不安も感じさせるでしょうね。一昨年の日本シリーズ完全試合目前の山井を交代させた勝負に徹した采配が好きだったんですが、シーズンが終了した今は、説明する責任と義務があるような気がしてなりません。
また、今年は、立浪、井上と長年ドラゴンズを支えた選手が現役を終えました。聞けば引退試合の実施にも監督は難色を示していたようです。立浪は兎も角、井上はコーチへの就任を条件に球団が引退させたとの噂も出ています。選手会長の時にファンサービスの件で監督と折り合わなかった話は有名は話ですが、せめて同じ球界に身を置く人への情としてすっきり花道を飾らせてあげる事が出来なかったのでしょうか。この辺りの話が、選手に広がりCSの敗戦に繋がったとすればやり切れない思いがします。
来年こそと思うのは、ファンの勝手な希望かも知れませんが、夢を与えるのもプロの役目。落合監督がいつか現場を離れたときにはゆっくりと語り始めるのも楽しみですが、数年先にはドラゴンズの監督として、再び立浪がユニフォームを着る日を待ちたいと思っています。