相変わらず寒い日が続いています。今日も仕事の合間に「かっちぃ」廃止に関する文章や資料を作成したりしていましたが、なんでも同じですが、始める時は勢いもあるので良いのですが、終わる時は精神的にも大変で中々進みません。今朝の朝刊にも「商店街バスかっちぃ12日に最終運行」という記事が載っていましたが、いよいよ来週の火曜日の運行を残すのみとなりました。30日に開催するセミナーも紹介されています。
さて、昨年の12月に知人から広告代理店の博報堂が「もっと」から「ちゃんと」へ「新しい生活標準へのパラダイムシフトは始まる」というヒット因力２００９－１０レポートを発表していると情報提供してもらいました。このレポートは2009年に生活者が関心を示したと思われるモノやサービスの事例を新聞・雑誌・Ｗｅｂなどから収集し興味度ランキングや、それらが生活者に支持された成功因子を分析しているものです。
大変興味深い内容ですので是非一度ご覧いただくと良いのかもしれませんが、生活者が従来の「もっと志向」生活線上にある機能のバージョンアップや、ブランドのバリエーションを求めるより、世界市民としての社会性、実のある達成感などを尺度として取り入れ「ちゃんと志向」ともいえる次の生活標準探しを始めていると指摘した部分です。このレポートでは６つのヒット因子を提示しそれぞれ分析を加えていますが、我々の仕事でも例えば「もっと」から「ちゃんと」へシフトすべき事項が多くあります。まちづくりでも同様です。何となく”ひらめき”を感じさせる情報でした。
