かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

8月弘法市 その2

弘法市と言えば「で愛ふれ愛」がキャッチコピーですが、ここへ来れば誰かに会えると来る人も多いようです。一昨日も声を掛けられ振り返ると、国土交通省から春日井市に出向していた元勝川整備室のI室長、今は消費者庁の官僚ですが、前触れも無くひょっこり顔を出してくれました。官僚に向かって「官僚らしくない」というのは、私は褒め言葉だと思っていますが、春日井を離任して数年たっても未だにこうして顔を出し、当時の仲間と旧交を温めている人柄は将に官僚らしくありません。夕方弘法市に顔を出し、一旦用事を済ませた後、再度、市役所の仲間と勝川へ。。その後も深夜まで話をさせてもらいました。

さて、このI室長と言えば、在任中は勝川整備室の部長職。再開発事業の締めくくりの部分で手腕を発揮しましたが、特に印象に残っているのは、都市計画全国大会。これは行政の役人やコンサルが年に一度集まる大きな大会で、この中心市街地の分科会での発表を、春日井市がする事になったのですが「民間人にやらせろ」と主催者にねじ込み、私と二人で発表してきました。終了した後担当者に聞いたら57回の大会の歴史の中で民間人が発表したのは初めてだったそうで、二人で大いに溜飲を下げた事を覚えています。

他にも、商店街のカラー舗装と側溝の整備では、地元に責任を持たせろと、我々が一軒一軒回り同意書に印鑑をもらい、市役所に提出して実現しました。他にもホテルの再建にも力を発揮しましたが、役所の論理と民間の論理を、上手く使い分けたのは私が知る限りこの人だけです。だからこそ、こういった大きなプロジェクトが推進したのだと思っていますが、少し褒めすぎでしょうか(笑)