かちがわ通信

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愛岐トンネル群保存再生委員会

纏まった雨のせいか、多少は涼しくなり、少しづつですが秋の気配も漂ってきました。今朝は10時から会議所の1号議員、2号議員の会議に出席。11月の役員議員の改選に伴う会議ですが、今日で1,2号議員を確定し、引き続き3号議員の選考をしました。7月から始まった選挙日程も、3号議員が常議員会で選任されると臨時議員総会が開催され終了、11月から新役員の任期が始まります。

さて、この会議の終了後、引き続き講演会が開催され、「春日井の誇る産業遺跡群」という演題で、NPO愛岐トンネル群保存再生委員会の村上事務局長が、トンネル群の様子や活動の現状と課題について約40分話をされました。もちろん村上さんは旧知の仲ですし、元々勝川駅のホームの煉瓦から始まった話なので、私自身は理解していた積りだったんですが、実際に現地を訪れた事はなく、県下で最大級のもみじの木や、昆虫類の生態系、さらには野生のかもしかが生息していた話を聞きビックリしました。他にも、このトンネル群が、群馬県碓氷峠のトンネル群より数の点で勝っている点などを説明されましたが、相変わらず”一言多い”村上さんですが、珍しく良い話でした(爆)彼の春日井の産業遺産として世に出したいという思いは、出席者にも伝わったようです。
毎年2回(春・秋)一般公開されていますが、昨年の秋には、全国から1万5千人が詰めかけたそうですが、一般にも関心が高く、今後、観光協会にもこのトンネル群を取り上げ、整備していくよう進言していこうと思っています。今年は11月23日~28日の日程で一般公開されるそうです。是非、一度出掛けてみては如何でしょうか。