かちがわ通信

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漁船追突事件について思う事 PART2

船長の釈放で一件落着を目論んだ管政権。どうも検察に指揮権を発動したようですが、案の定、中国は船長釈放で、矛を収めるどころか、さらに揺さぶりを強めてきています。

地元の漁協では、今回の漁船同様、尖閣周辺の日本領海における中国漁船の侵犯行為がエスカレートする事態を予想、海上保安庁などからは「中国漁船が違法操業していても、有効な取り締まりができなくなる」と心配する声が出る始末。中国側が東シナ海のガス田開発問題で単独掘削の構えを見せるなど、船長逮捕の「報復措置」とみられる動きも解決のメドが立っていません。今後、船長というカードを手放したことで、中国にやりたい放題やられる恐れがあると危惧する声が挙がっています。ここは、早い段階で、切り札の海上保安庁保有するビデオを公開し、日本の正当性を国際社会に訴える事が必要です。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/2010092…

昨日のブログにも書きましたが、外交は”恫喝”です。特に中国は、ここ数年の経済発展で自信を付けたとはいえ、国内的にはチベット問題など民族対立の火種を抱え、対外的な仮想敵国を作る事でガス抜きをしているのが実情。こういった背景は日本政府も十二分に承知をしながら恫喝に屈服したのは到底理解ができません。やはり外交の経験の無い民主党政権では無理なんでしょうか。日本は戦後処理の拙さが尾を引き”平和ボケ”と言われても仕方がない状況が、特に平成になってから続いています。外交とは国益と国民を守る事。世界は多極化に向かっていると言われていますが、その中で、日本がいつまで米国の傘の下で涼しい顔をしていられるのか「尖閣日米安保が及ぶ地域」とクリントン国務長官に励まされ胸を撫で下ろしているようでは外交は出来ないんでしょうね。いつになったら本当の外交が出来るようになるのか、さらに鳩山さんの「私だったら」発言には、段々腹が立ってきました。