かちがわ通信

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商連版「失われた10年」

午後から商店街連合会の執行部会に出席。この執行部会は、文字通り会長以下執行部で構成されていますが、主に商連の方向性や、各商店街の理事長(会長)で構成されている代表者会に提出する議案を審議します。他にも行政、会議所と約2カ月に一度程度開催する「商業問題懇談会」また「アトム通貨事業」の様に特別委員会もありますし、個別な案件もありますので結構な時間を割く事になります。
私がこの商連の執行部を拝命してから約3年半が経過しました。それまでは一切ノータッチでしたので過去の事はよく解りませんが、規約も昭和50年代に出来た物がそのままになっていたり、夜の飲食店で執行部会を開催したり、代表者会は決まったのか決まらなかったのか解らず、時間だけが延々と経過する運営等々、まず組織としての体をなしておらず不満の声も聞こえてきました。また、事業と言えば、予算を消化するだけの研修会と称する親睦会のみで、一部では「もう要らないのでは」との声も聞かれていたそうです。もっとも大店舗法が改正になり、商連の担うべき役割や意見を言う場所が無くなったことも影響しているとは思いますが、この時期の社会の変化に付いていけなかった事が一番大きな問題だったかも知れません。将に商連版「失われた10年」です。
この3年半の間、規約の見直しから始まり、議事法の導入(これはまだまだ不完全ですが)、かっちい運行事業、アトム通貨発行事業、また、グリーンパレスでの宿泊研修会など組織や事業の立て直しに奔走してきましたが、本来は、其々の商店街やその会員である個店が、如何に繁盛するかが一番の目的です。まだまだ道は
遠く険しく、するべきことは沢山あると言わざるをえませんが、任期のある内、精一杯努力して行かなくてはと考えていますし、これが自分の勉強と思えば、そんなに苦になる事は無いんですが・・・・疲れますね(笑)