かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

復興への支援

兵左衛門以前NHKでも放映されていましたが、福井県小浜市兵左衛門という箸のメーカーさんが、東日本大震災で被災され今もなお避難所で生活している南三陸町の方々に労働力を提供してもらい、自社で製造した箸の袋詰めをしてもらうプロジェクトを実施しておられます。実は8月の南三陸町の福興市で、春日井の隣のテントに出店されていて藤村さんを通じて紹介して頂きましたが、「こういう支援の方法もあるんだ」と感心させられました。


兵左衛門単に義援金を出すだけではなく、何が本当に必要なのかを考え「内職」という仕事を発注することで被災者の皆さんを支えていく素晴らしい取り組みだと思います。早速、弊店でも置かせていただく事にしましたが、多分専門店では、1000円から1500円程度する漆塗りの箸が525円という価格のせいか、本当によく売れています。もちろん売上の一部は日赤を通じて復興基金に寄付されます。
防災あさいちネットワークでは、最初は救援物資の移送、次にテント、商品、人を送り込んで「福興市」の立ち上げ、そして、今は、地元の個店と商店街の立ち上げ(仮設商店街)へ向けて、全国の商店とのマッチングをしています。私も、今回の箸に続き、及川蒲鉾店さんの”笹かま”を販売しようと準備をしています。被災地では、まず雇用が優先され、復興への道筋をつける事が大切です。