かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

今日で7月も終わり

今日で7月も終わり。弊社は7月決算なので、朝から仕事の合間を縫って棚卸作業です。今期は本当に「うなぎ」に振り回された一年でしたが、今後の見通しもわからないだけに、まだまだこの状態が続くんでしょうね。今日も問屋と話をしましたが、中国産の動向で国産の値段も変わってくるようで全く様子がわからないとのこと。ただ、中国産といっても池出しの金額は変わっていないようで、中国国内の消費が増えてきた事情もあるようですが、結局間に入っている商社が値段を操作してるのかもしれません。稚魚の不漁→高騰から国内の養鰻業者が手が出しにくくなり、台湾が二の足を踏み、中国産に頼らなければ絶対量が確保できない状況では・・・アフリカや欧州産の話も聞かれますが、やはりジャポニカ種のうなぎとは似て非なるとも聞いています。こうなれば5年ほどかかると言われている完全養殖が一日も早く実現するよう期待するしかないのかもしれませんね。

さて、ロンドン五輪も日本選手の活躍で盛り上がってきました。未明の柔道を見ていたんですが、女子57キロ級の松本選手が金メダルを取った瞬間、何がどうなっているのか理解できず「えッ勝ったの」という感じでしたが、彼女の勝負前の表情、仕草は、将に勝負にかける決意が前面に出て相手を圧倒していました。よく勝負に負けた選手が「五輪を楽しめました」とコメントしていますが、「楽しむくらいリラックスして実力を100%出す」のが本当の意味。やはり勝負ですから、松本選手のように、勝つことを求められその緊張感の中で100%実力を出すのが本当のアスリートだと思います。同日決勝で敗れた同じ柔道男子73キロ級の中矢選手の緊張感に潰された姿が対照的でした。4年に一度のアスリートの祭典。五輪には魔物がとも言われますが、どんなに準備をしてきても、一瞬で決まってしまう残酷さが見るものを惹きつけるのかもしれません。