かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

六四寄場

どう読むか解りますか? 「むしよせば」と読むそうです。刑期を終えた受刑者の事を「むしょ帰り」と呼びますが、この「むしょ」の語源が、この「六四寄場(むしよせば)」で、刑務所の「むしょ」ではないそうです。意味は、食事に出される飯の割合が、六が白米、四が麦めしから来ているとの事で、俗に言う「臭い飯」のことです。

今日の春日井警察署長の卓話は、こんな話から始まりました。毎年、春日井市の犯罪や交通事故の現状について話をお聞きしますが、昨年一年間で、春日井署に寄せられた相談(通報)件数は約3500件だったそうです。この三分の一は犯罪・交通事故関係で、残りの三分の二は、家庭内問題、近隣トラブル、DV、ストーカー、児童、高齢者への虐待の順との事。また、最近の傾向として、孤独死高齢者の徘徊による捜査願い、事務所荒らし、車の盗難(ハイエースランクル)も急増しているとの事でした。また、今年の重点項目として、1)選挙関係 2)犯罪・交通事故の抑止 3)環境浄化(春日井駅周辺) 4)暴力団対策で、特に、春日井駅周辺の性風俗関係の取り締まりは厳しくなるようです。夜な夜な徘徊して見える方は、是非ご注意ください(笑)

しかし、こうやってあらためて話を伺うと、春日井市の犯罪の多さにはビックリします。普段、何気なく暮らせている事の有難さも、同時に感じますが、犯罪が多い理由の一つに交通の便が良い事が挙げられています。犯人は、一刻も早く現場から遠くへ離れたいのが心理だそうで、東西南北、どこへ行くにも高速道路がある春日井市は、逃げるのに便利?・・・・・どちらにしても、警察のご苦労には感謝の一言。休みの日でも気が休まらないと言われている署長の気持ちは良く解ります。