かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

市民との協働?

金曜日の新聞報道を見た数人から電話やメールがありました。記事内容への意見や事業そのものへの感想など色々です。夕方には新聞記者さんから謝罪の電話もありましたが、結果として「休止期間中に事業の見直しをしたい」と提案したのが通らず「廃止の再提案」をして承認されたという事実には変わりありませんので。

しかし、この地域公共交通会議。各地の自治体で開催されている同様の会議を知る人から「春日井は特別」という声も聞かれています。制度が出来て日も浅いことから、運用の違いもあるのかもしれませんし、何が違うのか私自身は他を知らないのでわかりませんが、昨年からの感想として、会議の在り方はともかく春日井市の交通対策課は、将に交通事故等への対策が主で「総合的に公共交通政策」を考える体制にはなっていない事があります。例えば、昨年この事業を提案したときに「春日井市の公共交通の一翼を担わせて」と要望したにも関わらず「はーとふるライナー」の議論の輪に加わる事が出来ませんでした。組織の問題もあるんでしょうが、背景には、行政がする事に民間が参入する事が「嫌」なのかもしれません。「官から民へ」「行政と市民の協働」とお題目は唱えるものの、中身が伴っていない事が透けて見えます。先日もとあるNPOの代表と話をしましたが「行政は我々の事を下請け位にしか考えていない」と言っていました。春日井まつりなど課によっては市民協働が進んでいるところもありますが、全体としてはまだまだです。