かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

春日井商工会議所創立50周年会員大会

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「役員議員だけではなく社員も含めた全会員企業と一緒に」という主旨の会員大会が春日井市市民会館で開催され、事前に配布された整理券を持った約600名ほどでしょうか、沢山の皆さんにご参加いただきました。

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松尾会頭と来賓の伊藤市長のご挨拶の後、過日、私も審査させてもらった論文コンテスト(小学生の部は作文コンテスト)の表彰式です。司会の宮本ちゃんが受賞者全員にインタビューしていましたが、小学生がキチンと返答している姿にはビックリしますネ 流石、受賞するだけのことはあります。その後、休憩をはさんで、高蔵寺ニュータウンの都市計画に関わった津端さんご夫婦の生きざまを紹介する「人生フルーツ」の上映です。

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この人生フルーツという映画、東海テレビ制作のドキュメンタリーです。昨年より全国各所で上映され、再上映が決まるくらい人気になっているそうです。ドキュメンタリーですから脚色は一切なし。90歳と87歳の津端夫婦が自ら手掛けた高蔵寺ニュータウンで70種類の野菜と50種の果物を育てながら暮らす様子を、過去の写真と共に淡々と映し出されています。樹木希林のナレーションが良い感じで「本当の豊かさへの深い思惑の旅」と紹介されています。ただ、個人的には「建築家としての矜持」と「都市計画家としての無念さ」を感じました。仕事の都合で終了前に退席しましたが、会場ではその後、抽選会が予定されています。

2月弘法市&LINE

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強風が吹き荒れる中、今日は2月弘法市。流石に寒く、昨日合間を縫って仕込んだ「国産牛の牛筋のどて煮」大好評で完売です。また、2月恒例の春日井LCによる献血にも参加。どうしようか迷ったんですが「献血者が少ない」と言われ400ml抜いてもらいました。今回で29回目です。このところの大雪で血液が不足しているようで、今日集めた血液は、今晩検査して明日使用されるそうです。検診の先生は「自転車操業」と言われていました。特に最近は若い人の協力が少なく頼りは中高年だそうです。そういえば65歳までの献血可能年齢もいつの間にか70歳までに変わっています。いつか輸血されるかもしれない事を考えればお互い様なんですがね。若者よ献血せい!

さて、昨日のかちがわ大学の講師の高木さんは、電話も持たず、Eメールもやり取りに時間が掛かるためLINEですべて連絡や社内の情報共有しているそうです。LINEは以前バックドアがあり情報が漏れやすいと聞いていたので、FBのメッセンジャーで済ませていたんですが、今更ですが、使えそうなので今日登録してみました。息子に聞くと自分の携帯に入っているアドレス帳からLINEをやっている人に繋がるようですが、中にはニックネームを登録しているからスタンプが来るので誰の事やらさっぱり(-_-;) 慣れるまで少々時間が掛かりそうです。

103回かちがわ大學

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最近よく耳にするフィンテックという言葉。ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)の2つを併せた造語で日本語だと金融ITとか、金融テクノロジーと略される場合が多いようです。また、金融IT分野の企業を直接表す場合もあるようですが、まさに、今日の講師の高木純さんは、このフィンテックベンチャー企業「株式会社NIPPON PAY」の代表です。最初に元早稲田商店会会長の安井さんから地方創生の話や早稲田商店会がこの事業を行う事になった経緯等々約20分程度お話を頂き本題に入ります。日本では個人決済の約80%が現金、約20%弱がクレジットカードでスマホ決済は数%だそうですが、海外では国よって差異はあるものの7~90%がスマホ決済との事。観光立国を目指している我国では殆どの店舗で決済できない状態です。勿論、中国、台湾、韓国などのインバウンドに対応するためでもあるんですが、高木さんは、自身が世界中を回ったご経験(ケニアでも槍をもって飛んでいると思ったら殆どがスマホで決済でき驚いたそうです)から、日本でもキャッシュレスが進むと予想され、これによって様々な負荷を取り除くことが出来ると考えられているようです。個人的には、銀行のインフラ(支店・ATM)が充実している日本では時間がかかるかもと思いますが、裏側では、Squareや楽天スマートペイ、折り紙ペイ、アマゾンペイなどモバイル決済のインフラがどんどん進んでいますので、そう時間は掛からないのかもしれません。どちらにしても新しい枠組みや技術がどんどん出てきますのでついて行くのが大変です。今回のお話を受けて商工会議所・商店連合会でも事業として取り組んで行きたいと考え、改めて説明会を開催します。f:id:t-mizuno:20180217081804j:plain

その後の懇親会では、いつもの安井節がさく裂! 日付が変わる直前まで楽しく役に立つ?お話が続きます。

健康は会社経営と同じ

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2月第一例会の卓話はメンバーの亀谷L。名古屋徳洲会病院の副院長、循環器内科のエキスパートです。全国で4施設目、東海エリアでは初めてという補助循環用ポンプカテーテル「インペラ」による最先端の心臓治療のお話を伺ってから、自分の健康は会社経営と同じというお話に。要は、「特効薬はない」ので「日々コツコツと積み上げるのが大切」「人(会社)によって特徴がある」「困れば先輩(医師)に相談する事」だそうです。経営者は、自分の事を横に置いて会社や他人の事を優先する人が多いようですが、自分の健康を大切にすることで、初めて健全な会社経営が出来るのではと言われていました。個人的には「タバコ」と「夜のドカ食い」! 何でも腹八分が良いようで気を付けます(-_-;) あと、人間ドック! 耳の痛い話が続きましたが、ライオンズ価格でお願いできるそうなので行ってきます。

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あと、商工会議所青年部の三上会長と担当の林副会長がグルメ王座決定戦への協賛依頼で例会訪問。ハッキリ言って迫力不足w もう少し頑張らなくてはネ

事業承継税制改正

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朝10時半よりコンベンション協会正副会長会議、商工会議所正副会頭会議、常議員会、裁判員制度の説明会、平成30年度税制改正説明会、市役所への要望書と回答書の提出・・で終了したのが午後6時半! 30分程度の昼食を挟んで8時間拘束ですw この時とばかり詰め込むのは勘弁してほしいと思うのは私だけ?

色んな事案がテンコ盛りで何を書いたらと思っていますが、取りあえず、来年度の会議所事業について、やはり働き方改革と生産性の向上が重点項目になっています。特に商業・サービス業の生産性は、労働時間の短縮や有給休暇の件など、違反した場合は罰金や懲役刑が科せられるなど中々痺れる内容になっています。また、市への要望事項として今年もプレミアム付サボテン商品券・建設券の発行を要望。総額11億円です。議会の議決を経て決定されますが、同時に準備も進めていきます。

さて、事業承継税制改正の件ですが、遡って2018.1から10年間の時限立法とのことです。事業継続期間(5年)など若干の条件は付いていますが、承継計画書を作成し認定支援機関の確認後都道府県知事に提出すると、対象株式の上限(現行は2/3)が撤廃され猶予割合が100%になるとの事。事実上、承継時の納税負担がゼロになるようです。筆頭株主の場合やあくまで猶予など色々条件は付いていますが、先代が死亡した時は減免になるようですので、私から見れば終活の一つ。早速取り組んで行きます。

空き家問題

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昨朝、何気なくテレビを見ていたら首都圏でもこの所有者不明の空家が放置され社会問題になっていると報じていました。春日井でも明らかに住んでいる気配のない家を見かけることがありますが、ふと、区画整理の最中に権利関係不明な物件の事を思い出しました。この物件は納屋の様な倉庫だったんですが、借地に建てられ不動産登記もなし。建築主は亡くなられていましたが、相続人の一人が近所にお住まいで、その方との話し合いになりました。ただ、その方は建築主のお孫さんで、祖父にあたる方は、離婚の後再婚。それぞれ子供も居られ、辿って行くと数十人の権利者が判明し、行政からは除去するために、全員の財産放棄の印鑑(印鑑証明付の実印)が必要とのことでした。

人間誰しもですが、突然、不動産の権利があるとの手紙が舞い込めば、金になると思うのが人情です。しかし、この物件は倉庫で評価も高くなく未登記だったので、当然税金も未納。従って、ただ権利放棄の書類に印鑑を押すだけの依頼文でしたので、なかなか理解も得られず集まりませんでしたが、近所の相続人の一人が印鑑代を負担され何とか決着することが出来ました。これだけ権利者が多いと、住所を辿るだけで一苦労、一番遠方の人はハワイにお住まいで日本全国に散らばっていました。近くは担当者が直接訪ねて事情を説明しましたが大変な作業です。結局、こういった権利変換の手続きに手間も時間がかかるんです。翻ってこの空き家問題も、こういった裏事情もあるのかも。。色んな意味で法整備が必要なんでしょうネ。

愛知県コロニーに医療器具他寄贈

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春日井LC・CN55周年、春日井さくらLC・CN10周年記念事業として、ライオンズクラブ国際基金(LCIF)からの交付金を加え、医療器具等を愛知県心身障害者コロニー(こばと学園、中央病院、はるひ台学園)へ寄贈。その贈呈式に参加してきました。

このコロニーは愛知県の施設です。昭和43年に重症心身障がい児施設のこばと学園と知的障がい児施設のはるひ台学園が開所されていて、以前伺った時は建物も古くなっていましたが、新築され素晴らしい施設になっていました。中央病院と研究施設も建設中で平成31年度には移転できるようです。再編計画も策定され、新しく「医療療育総合センター(仮称)」として地域の障害者医療の拠点として体制作りがされるとのこと。地域で生活する障がいのある人たちを支援する拠点が出来ることは素晴らしいことだと感じます。

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今回寄贈させていただいたのは、スヌーズレンという五感を心地よく刺激する器具と自立支援のアプリが入ったアイパッドやエアーマットレスなど・・安藤総長からは「本当に感謝します」とご挨拶を頂きました。澤田春日井LC会長や梶田春日井さくらLC会長の思いが形になった瞬間です。来る2月12日には春日井市民会館で、安藤総長の講演会とLEGENDOのコンサートのチャリティイベントが開催されます(春日井さくらLC主催)。当日券があるかどうか分かりませんが是非ご参加ください。

ウナギ激減 業界悲鳴

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昨日の中日新聞です。このところ落ち着いていた鰻の仕入れ価格が、ここ数週間で一気に高騰!数年前に大騒ぎした時の価格とほぼ同じ・・ビックリしています。2013年に絶滅危惧種に指定されたウナギの生息数は、この30年間で90%減になったとか。さらに今年の土用丑の日は、流通量が足らず昨年の10分のⅠ程度だと噂されています。

もちろん原因は稚魚の不漁なんですが、今期のシラスウナギは前期の1%しか取れていないとの事。養殖している日本・中国・台湾・香港・韓国でも歴史的不漁と言われています。こうなると暗躍するのは密漁、違法取引。欧州で取られたシラスは、約半分が中国に違法取引されているようです。今や、コカインよりシラスウナギの方が利益が上がるとのこと。我々末端の飲食店は、目の前のウナギがどういう経路でここまで来たのか知る由もありませんが、複雑な心境、頭の痛い日が続きそうです。

大弘法追儺豆まき

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今日は2月3日、恒例の大弘法追儺豆まきです。いつもMCをする某副理事長が某国に遠征のため代役が回ってきました。写真は太鼓腹という意味ではないと思いますが、撮影した人の悪意を感じます(笑) 川辺理事長もインフルでダウン、駅東振興組合の「くまもん」こと熊倉理事長に主催の挨拶、来賓でお越しいただいた伊藤太春日井市長にもご挨拶をしてもらいました。

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というわけで豆まきの最中は、ひたすら「鬼は外福は内」の連呼で写真はなし。この写真は終了後に慌てて撮りました。今日は土曜日のせいか本当に凄い人出でした。準備をしていただいた皆さん、お疲れ様です!

2月は逃る

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あっと言う間に二月ですが、二月は逃げると言われるくらい短い月。ただ、一月は正月休みがあるので、営業日数は変わりません。年間通じても節分の「恵方巻き」くらいで、これといったイベントも無く、特に夜は暇な時期です。そこで夜の販促をと考えていたんですが、今年は宮城県三陸の山内さんから「牡蠣」を仕入れ、フェアーをすることにしました。愛知特産の八丁味噌を使った「牡蠣鍋」と「牡蠣フライ」です。牡蠣といえばこの辺りでは鳥羽なんでしょうが、南三陸の牡蠣は少し大振りで美味しいですよ フェアーは明日から18日頃まで、牡蠣の時期が終り次第終了します。
さて、八丁味噌といえば、先日、国の八丁味噌ブランド認定の件で岡崎で製造している二社が「愛知ではなく岡崎」と不服申し立てを行ったというニュースが流れていました。確かに「まるや」「カクキュー」といえばブランドで、弊店も「カクキュー」の八丁味噌を使用しています。良く言う「本家」争いと同様、こういった地域のブランドは共有してこそ広がりが出るものなので、余り度量の狭い考えは如何なものかと思います。今年お正月に読んだふくや創業者・川原俊夫「明太子をつくった男」には、製法特許をとらず、各社が同様の商品を販売するのを容認し、自社は製造直販で品質にこだわり、今や全国に知られた博多の名産品になっている話が書かれています。福岡と愛知の差なんでしょうね。ここにも地域の気概の違いが見て取れます。残念w

新春講演会&懇親会他

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春日井商工会議所の新春経済講演会&役員議員懇親会&叙勲祝賀会に出席。今年の講師は製氷機の世界ナンバーワンメーカーホシザキ株式会社の坂本代表取締役会長です。企業経営者の講演は久しぶりですが、とても81歳とは思えない真のあるお話でした。

企業のあるべき姿を常に考え、まだまだ道路も整備されてなかった出身地の島根に地域貢献と工場を建設、また欧州は氷を使う文化がなくアメリカにターゲットを絞ったようですが、当時アメリカの製氷機のトップメーカーの前社長をヘッドハントし、日本から輸出するのではなく現地で作ることで地域に根を下ろす事を考えたそうです。また、「小さな池の大きな魚になる」「金で金を稼がない」「儲かる会社は儲かる文化がある」「目標は明確に」「変化は進歩」など、一言一言に人となりが感じられ本当に良い講演でした。

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その後懇親会では秋の叙勲で旭日単光章を受章された昭和電機製作所の山本取締役会長が紹介されました。

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懇親会で出来立てのSABOTESUIが配られました。微炭酸のシンプルな味で中々評判も良かったです。販売は4月頃少々高めの金額になりますが是非ご購入下さい。

栃ノ心 初優勝!!

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何かと暗い話題の相撲界ですが、春日井市の八幡社に宿舎を置く春日野部屋の栃ノ心が初優勝です。名古屋場所になると後援会役員の激励会で弊店に来られますが、イケメンの好青年で、この手形は、その時に頂きました。春日井後援会の峠会長もテレビに映っていましたが、春日野部屋から優勝力士を出したのは本当に久しぶりだけに喜びもひとしおといったところでしょうか。地元としても嬉しいですね。名古屋場所が待たれます。

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春日野部屋が春日井の地蔵寺に宿舎を置いたのは、昭和40年だそうです。当時の親方は元栃錦横綱栃ノ海大関栃光、平幕に栃東(先代玉ノ井親方)と錚々たる力士が顔を揃え、足立病院の院長先生を始め私の祖父が中心になって「商店街を力士が歩く姿は活気があっていい」と声をかけ旧弊店2階の座敷で歓迎会をしています。当時の写真もどこかにあると思いますので見つかったらアップします。現在の八幡社に移ったのが平成2年。春日野部屋春日井後援会はその時から始まっています。いずれにしても春日井市春日野部屋は切っても切れない関係。今回の優勝は春日井市民にとっても大きな喜びです。本当におめでとうございます!

滑るのは親父ギャクだけでw

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先週は、新年会など個人的な所用も多かった上、仕事も忙しく体がw 持続力も瞬発力も無いただのおっさんです(笑) さらに、この冬最大の寒波による積雪&道路の凍結・・慌ててライオンズメンバーのタイヤ店に無理をお願いし業務用車をスタッドレスに履き替えてもらいました。今日になって路地裏の圧雪もやっと溶けましたが、滑るのは親父ギャグだけにしたいものです。
さて、昨日ですが、まちづくりの取材があり、ままま勝川で写真撮影、その後、弊店で話をさせてもらいました。雑誌ではありませんのでPRにはなりませんが、勝川のまちをどうするを中心にした内容です。今後の課題として、個々の店ではなくエリア価値を高めるための「まちの担い手」をどう増やすかが鍵と答えておきました。まちづくり協議会中心の活動になるんでしょうが、今年の課題「丁寧な説明」に心がけます。

掛川YEGご来町

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静岡県掛川商工会議所青年部未来塾の最終回としてご来町いただきました。聞けば2回目にAIAの木下君を呼んだようで、その話を聞き視察を決めたようです。雪の影響を心配していたんですが定刻通り到着。約一時間まちを案内し弊店で昼食。ここに春日井の三上会長も浜松での研修会で会った事があるようで、挨拶に来てもらいました。まあ、どの会議所でも青年部と聞いただけで上から目線になりますが(笑) 

さて、視察のテーマは「まちづくり」です。木下君にもよく言われますが、勝川は「再開発・区画整理」「商店街」「まちづくり会社」という3つの側面から実践している珍しい地域。今回は、特に民間まち会社を中心に、TANEYA・ままま勝川プロジェクトについて話をさせていただきました。講演終了後お聞きすると市への提言をまとめているとの事。本当はリアリティの無い提言より実践が大事なんですがネ もっと厳しめに言っておけばよかったと反省しています。

夜は春日井市認定特産品協議会の新年会に出席。東野町の四川さんです。先日のマラソン大会の出店状況も報告されました。いうまでもなく特産品は「光」であることが前提ですから単に売り上げの良しあしで評価されるものでは無いと思っています。他地域の商品との差別化がポイントなんでしょうが、来月には京都府与謝野町から視察に来られるようです。パンフも見たんですが、京チリメンの産地ですから商品力は断然上。どうも協議会の運営方法などを聞きに来るようです。まあ、どこまで行っても人の問題なんでしょうがネ

あなたはどこから来ましたか?

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昨年秋公開の愛岐トンネル群への来場者の各県別グラフです。FBにも書きましたが、春日井には、全国から来てもらえるコンテンツは他にはありません。観光とは「光」を「観る」と書きますが、まさに春日井にとっては一筋の光なんだと思います。
この愛岐トンネル群は、以前JR中央線の高架化に伴い旧勝川駅を取り壊すとき、ホームに明治33年開業当時の煉瓦がそのまま残っていて、これを保存しようと「残し隊」を結成し活動していましたが、その時現在保存会の事務局長をしている村上さんが見つけてきました。一緒にやろうと誘われたんですが、まだ、再開発の途中でしたので断ると彼はNPOの「保存会」を結成し今日に至っています。将に、このトンネル群は村上さんの功績だと思います。

さて、この愛岐トンネル群のある最寄駅は定光寺です。一帯は国定公園に指定されている風光明媚な場所で、子供の頃は、遠足にも出かけましたし、この河川敷で写生大会が行われ、春日井市内の小学生は必ず一度は行く有名な場所でした。名古屋、春日井の奥座敷と言った風情で、料理旅館の千歳楼さんは、料理と陶器で多くの人に愛され、玄関を入った所には加藤唐九郎の陶壁があり目に焼き付いています。今はいろいろな事情で廃屋になっていますが、亡くなられた先代からよく知っていますので、今の姿は見るに忍びません。いつも何とか出来ないかと案じています。

また、最近、旅行業者から名古屋コーチンで昼食をというご予約が増えてきましたが、今日も奈良からお越しの団体があり聞いてみたら、昨日は岐阜の長良川、今朝名古屋城を見学し弊店で昼食後お帰りになるとの事。光は観るだけではなく「食」も関係してきますので、もう少し広い視野で考える事が必要なんでしょうね。