かちがわ通信

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ウナギ激減 業界悲鳴

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昨日の中日新聞です。このところ落ち着いていた鰻の仕入れ価格が、ここ数週間で一気に高騰!数年前に大騒ぎした時の価格とほぼ同じ・・ビックリしています。2013年に絶滅危惧種に指定されたウナギの生息数は、この30年間で90%減になったとか。さらに今年の土用丑の日は、流通量が足らず昨年の10分のⅠ程度だと噂されています。

もちろん原因は稚魚の不漁なんですが、今期のシラスウナギは前期の1%しか取れていないとの事。養殖している日本・中国・台湾・香港・韓国でも歴史的不漁と言われています。こうなると暗躍するのは密漁、違法取引。欧州で取られたシラスは、約半分が中国に違法取引されているようです。今や、コカインよりシラスウナギの方が利益が上がるとのこと。我々末端の飲食店は、目の前のウナギがどういう経路でここまで来たのか知る由もありませんが、複雑な心境、頭の痛い日が続きそうです。