かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

忘年会と夏目漱石

今週末でひとまず忘年会も一段落します。
何気なく忘年会、新年会といって商売をさせていただいていますが、その起源は鎌倉時代にまで遡る事が出来るそうです。と言っても現在のそれとは違い、優雅に厳かに連歌を詠う「年忘れ」という行事だったようです。
江戸時代になると、庶民が「一年の労をねぎらい、杯を酌み交わす」といった、現在に近い形の忘年会が存在していましたが、武士階級では「新年会」の方を大事にして主君への忠誠を誓うものとしていました。
現在のように行事として慣例化したのは明治時代に入ってからで、現在とあまり変わらない年末の風物詩となっていたようです。
「忘年会」という名前が文献に始めて出てくるのは、夏目漱石が明治後期に書いた
我輩は猫である」です。文中では特に注釈もなく「忘年会」という言葉が使われて
いるため、この頃には忘年会もかなり普及していたと考えられます。・・・・と何某からの情報提供です。土用の丑の日でもそうですが、江戸時代の庶民の風習が風物詩として残っています。

3-2さて、今日2街区と3街区の間の道路がカラー舗装されました。思ったより濃い茶色でしたが、いい感じに仕上がっています。右側の店舗が、再開発で一旦仮店舗で営業している地元の店が入店予定の3街区ー2です。この後ろに5階6層の駐車場棟が出来ます。少しずつですが、新しい街が顔を見せてきます。



また昼から勝川駅のホームの明治のレンガについての打ち合わせをしました。来年3月のまちづくり協議会で最終のスケジュールを承認してもらいますが、何とか、色んな形で保存、活用する方向で検討していきます。



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