かちがわ通信

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トヨタF1撤退

toyota今日になってトヨタが今シーズン限りでF1から撤退するニュースが各紙で報道されています。本業の自動車販売の景気回復が遅れていることから、これ以上の資源をF1に投入するのは厳しいと判断したようですが、先日のブリヂストンの撤退とともに、これでF1界から日本の文字が全て消えてしまうことになりました。先週のアブダビGPでは小林可夢偉の健闘もあってヤルノとともにダブル入賞を果たしたばかり。来シーズンこそと期待が膨らんだ矢先の発表でした。昨年はホンダが撤退、今年になってBMWトヨタと相次いで撤退する事を考えれば、やはり年間数百億円と言われる維持費は、この不況下での負担は無理なのかもしれません。しかし、各社が自動車レースの最高峰で、その技術力を争ってこそ意義の出るF1ですが、ひょっとするとエンジンサプライヤーも一社のワンメイクレースになる危険性も危惧されています。そうなれば一気に人気をなくすのかもしれませんが、鈴鹿での開催もあの甲高いF1サウンドが聞けなくなることはファンとしては寂しい限りですので、何とか維持できる方法がないのか、関係者には頑張ってもらいたいと純粋に思っています。トヨタ中島一貴小林可夢偉について、下位のカテゴリやどこかのチームのシートに座れるよう支援は続けるそうですが、いつの日か再びF1で活躍する姿を期待しましょう。