午後から開催の春日井市観光協会の分科会に出席してきました。先日の議論を踏まえて、今後どう考えていくのかの相談ですが、密蔵院や道風記念館など既存の観光資源は、どれをとっても線が細く、武将観光の流れも春日井にはいまいち決め手の無いのが実情です。JRの駅長さんから、各地で開催している「さわやかウォーキング」の様子について説明があり、企業観光を取り入れると集客力が違うので、むしろ春日井市の場合はこの路線で考えた方が良いのかもしれないという話がだされました。
確かに今までも産業観光の話も出てはいましたが、市内観光の参加者は殆どが春日井市民で、外から呼び込む事が出来ずにいました。そこで、具体的には来年の5月21日（土）に”さわやかウォークラリー”を開催し、同時に下街道ウォークラリー、鳥居松マルシェ、勝川弘法市、サボテンフェアーを集中開催し、これに王子製紙とジーシーデンタルプロダクツの工場見学を組み入れたイベントを観光協会が主催する形で実施したらという案が出され、前向きに検討する事にしました。なかなか面白そうです。また、何をするにしても、先立つものが必要ですので、こういったイベントを通じてPRをしながら観光協会の会員を増やしていこうと言う前向きな意見も出されていました。国も観光立国を謳っているように、人・物・金を動かす事で地域経済が活性化しカロリーが出てくる仕掛けが肝心。まずは一歩踏み出す事です。
