かちがわ通信

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山梨マサ倶楽部へお邪魔して

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今週は水・木の二日間、山梨県甲府に行ってきました。目的は2つ、ひとつは毎月第一水曜日に開催される山梨マサ倶楽部の7月例会、勉強会に出席すること。もうひとつはこの山梨マサ倶楽部の中心的メンバー㈱海人の中村社長の事業所を視察させていただく事です。今回は、甲府の地理が不案内ということもあり、中村社長が、コンサルの原田諦先生を甲府駅で迎えられるとのことで、時間を調整して電車で伺いました。静岡まで新幹線、身延線に乗換え約4時間弱、生憎の天候で富士山は見えませんでしたが、山間を縫うように進む特急「ふじかわ」は旅趣満点です。昼12時ジャストに甲府駅到着。出迎えていただいた中村社長の車に同乗し会場のミラベルさんへ移動です。約一時間の例会の後、砲道塾という勉強会にも出席。講師はもちろん原田先生ですが、原田先生は、日経レストランで連載されている「マサが行く」というコミックのモデルで、日本各地の小規模飲食店を指導されているトップコンサルです。今までにも何回かお話を伺った事がありますが、現場の事情を心得ておられるので、問題点の指摘も的確。参加者は飲食店の経営者から設備工事の関係、食材会社など多岐にわたっていますので話が偏ることなく延々と続きます。このマサ倶楽部を愛知でも作ろうと動きがありますが、これから飲食業界を担う若手の勉強、交流の場としては本当に良いと思っています。その後の、懇親会でも大いに盛り上がりました。

甲府 さて、甲府と言えば、まず頭に浮かぶのは、今年度B-1グランプリを受賞した「とりもつ煮」ですが、ぶどう、桃、宝石の加工等々日本一を争う特産品が目白押しです。また、ベスト3に入る昇仙峡などの観光地もあり我々から見れば本当に羨ましい限りです。しかし、街を案内していただいた時にも、街道沿いの空き店舗や空き地が目につきました。原田先生の言葉を借りれば「情報発信が上手くない」「外との交流が下手」だそうですが、逆に内側への意識は他の県に無い結束の固さも伺えます。今回のマサ倶楽部のメンバーも、内容は書けませんが、日本に向けて山梨を売り込む秘策を皆で練っています(笑)
今回の甲府への旅は、単なる研修会でも視察旅行でも無い、手応え十分の2日間でした。これも中村さんはじめ山梨マサ倶楽部のメンバーの皆さんのお陰。本当にお世話になり感謝の一言です。