かちがわ通信

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住民アンケートの集計結果

昨夜は商店街支援センターの講習会。先日実施したアンケートの結果報告がされました。このアンケートは近隣住民の商店街や地域に対するニーズを調べるのが目的ですから、本当に直近の多分数百メートルの範囲での調査になりますので、もっと広範囲な地域を対象としたアンケートを実施すると多分違う結果が出ると言われていました。
まず、居住年数ですが、20年以上が43%、10~20年が23%、5~10年が12%、5年未満が22%です。開発に伴うマンションに入居された方が33%になります。回答者の年齢層は10歳刻みでしたが、30歳代が10%だった以外はほぼ20%づつに分かれていました。居住形態は、集合分譲が48%、戸建持ち家44%、集合賃貸、戸建賃貸が各4%。駅周辺のマンションの住民が多かったようです。興味深かったのが家族構成、独居が12%、夫婦38%で、いわゆる高齢者世帯が約半数、親と子と同居の三世代家族は、僅か5%でその他は、親や子と同居です。

さて、肝心の商店街に関する項目ですが、まず、弘法市については99%の人が知っていると答え、認知度についてはほぼ100%と考えて良いと思います。しかし、利用度については約半数が年2~3回、年6回以上、毎回と答えた人が約45%です。賑やかで楽しいという感想が6割以上ですが、約40%がマンネリ化していると答えています。この部分は複数回答ですが、防犯、交通不安等マイナスのイメージを持つ方が約20%という結果した。
また、弘法市の時に商店街の店舗を利用するかという質問には、約半数の人が常に利用する、時々利用すると答えています。逆を言えば半数の人は利用しないことになりますので、この部分は今後の課題になってくるんでしょうね。

通常の商店街利用頻度についても詳細な分析がされていますが、どちらかといえば持ち家の方の利用頻度が高くマンションの方が少ないという傾向。これは生活提案型の店舗が少ないとの回答ですが、これらの答えから地域住民が描く理想的な勝川の商店街像は「生活提案が出来る個性的な店舗を増やし、安心安全を含めて地域住民の生活をきちんとサポートできる商店街」というのが浮かんできます。

今後はこの結果を元に、商店街の活性化策を早急にまとめ、来年早々に臨時総会を開催しますが、地域住民の参加度を高めるため、この拠点になる場所の設置等々活性化策の実現に向けて動かなくてはなりません。果たして何人のメンバーがついてこれるのか、はたまた炎上するのか・・・まあ、ブッ壊れて行くのかもしれませんが、正念場であることには違いありません。この覚悟の認識が無いんです。