早いものでもう一年。愛知県料理組合の総会のためいつものか茂免さんに行ってきました。総会も大切ですが、ここは、お伺いするたびに勉強になることが多く、懇親会の料理も楽しみの一つです。しかし、懇親会での後藤会長は「我々の業界は真っ先に景気の影響を受け回復するのは一番最後、昔からの料亭は敷地も広いので固定資産税も大変。先輩の多くは苦しみながら苦労をし亡くなられた方も多いのでは」と話をされ業界が抱える問題点にも言及されていました。特にこの中京地区は、世界企業「トヨタ」の号令でアッという間に好景気・不況が別れ、春日井市内でも下請け、孫請け企業が多いせいか、最近は新車種が出ないため金型を作る企業からも「大変だ」という声も聞かれています。今日になって株価も急落、アベノミクスでいくら金をバラ蒔いても手応えを感じられないところがバブルなのかもしれません。さて、夜は青年部のOB会に出席。久しぶりに顔を合わせれば色んな話も出てきます。現役の会長も出席し「市制７０周年の式典で青年部が表彰してもらえることになりました」と報告が・・・設立して34年だそうです。過去を振り返ると色んな事業が思い出されますが、年を重ねればOBも色んな場面で主流になっており、将に春日井市の経済界にはなくてはならない存在になってきた実感も少しは感じられるようになってきました。まあ、現役の皆さんがどこまで感じられているのか疑問ではありますが、兎に角、若いということは、それだけで何にも勝る武器ですから、この武器を活かした活動を期待しています。
