かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

大弘法追儺豆まき

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今日は2月3日、恒例の大弘法追儺豆まきです。いつもMCをする某副理事長が某国に遠征のため代役が回ってきました。写真は太鼓腹という意味ではないと思いますが、撮影した人の悪意を感じます(笑) 川辺理事長もインフルでダウン、駅東振興組合の「くまもん」こと熊倉理事長に主催の挨拶、来賓でお越しいただいた伊藤太春日井市長にもご挨拶をしてもらいました。

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というわけで豆まきの最中は、ひたすら「鬼は外福は内」の連呼で写真はなし。この写真は終了後に慌てて撮りました。今日は土曜日のせいか本当に凄い人出でした。準備をしていただいた皆さん、お疲れ様です!

2月は逃る

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あっと言う間に二月ですが、二月は逃げると言われるくらい短い月。ただ、一月は正月休みがあるので、営業日数は変わりません。年間通じても節分の「恵方巻き」くらいで、これといったイベントも無く、特に夜は暇な時期です。そこで夜の販促をと考えていたんですが、今年は宮城県三陸の山内さんから「牡蠣」を仕入れ、フェアーをすることにしました。愛知特産の八丁味噌を使った「牡蠣鍋」と「牡蠣フライ」です。牡蠣といえばこの辺りでは鳥羽なんでしょうが、南三陸の牡蠣は少し大振りで美味しいですよ フェアーは明日から18日頃まで、牡蠣の時期が終り次第終了します。
さて、八丁味噌といえば、先日、国の八丁味噌ブランド認定の件で岡崎で製造している二社が「愛知ではなく岡崎」と不服申し立てを行ったというニュースが流れていました。確かに「まるや」「カクキュー」といえばブランドで、弊店も「カクキュー」の八丁味噌を使用しています。良く言う「本家」争いと同様、こういった地域のブランドは共有してこそ広がりが出るものなので、余り度量の狭い考えは如何なものかと思います。今年お正月に読んだふくや創業者・川原俊夫「明太子をつくった男」には、製法特許をとらず、各社が同様の商品を販売するのを容認し、自社は製造直販で品質にこだわり、今や全国に知られた博多の名産品になっている話が書かれています。福岡と愛知の差なんでしょうね。ここにも地域の気概の違いが見て取れます。残念w

新春講演会&懇親会他

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春日井商工会議所の新春経済講演会&役員議員懇親会&叙勲祝賀会に出席。今年の講師は製氷機の世界ナンバーワンメーカーホシザキ株式会社の坂本代表取締役会長です。企業経営者の講演は久しぶりですが、とても81歳とは思えない真のあるお話でした。

企業のあるべき姿を常に考え、まだまだ道路も整備されてなかった出身地の島根に地域貢献と工場を建設、また欧州は氷を使う文化がなくアメリカにターゲットを絞ったようですが、当時アメリカの製氷機のトップメーカーの前社長をヘッドハントし、日本から輸出するのではなく現地で作ることで地域に根を下ろす事を考えたそうです。また、「小さな池の大きな魚になる」「金で金を稼がない」「儲かる会社は儲かる文化がある」「目標は明確に」「変化は進歩」など、一言一言に人となりが感じられ本当に良い講演でした。

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その後懇親会では秋の叙勲で旭日単光章を受章された昭和電機製作所の山本取締役会長が紹介されました。

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懇親会で出来立てのSABOTESUIが配られました。微炭酸のシンプルな味で中々評判も良かったです。販売は4月頃少々高めの金額になりますが是非ご購入下さい。

栃ノ心 初優勝!!

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何かと暗い話題の相撲界ですが、春日井市の八幡社に宿舎を置く春日野部屋の栃ノ心が初優勝です。名古屋場所になると後援会役員の激励会で弊店に来られますが、イケメンの好青年で、この手形は、その時に頂きました。春日井後援会の峠会長もテレビに映っていましたが、春日野部屋から優勝力士を出したのは本当に久しぶりだけに喜びもひとしおといったところでしょうか。地元としても嬉しいですね。名古屋場所が待たれます。

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春日野部屋が春日井の地蔵寺に宿舎を置いたのは、昭和40年だそうです。当時の親方は元栃錦横綱栃ノ海大関栃光、平幕に栃東(先代玉ノ井親方)と錚々たる力士が顔を揃え、足立病院の院長先生を始め私の祖父が中心になって「商店街を力士が歩く姿は活気があっていい」と声をかけ旧弊店2階の座敷で歓迎会をしています。当時の写真もどこかにあると思いますので見つかったらアップします。現在の八幡社に移ったのが平成2年。春日野部屋春日井後援会はその時から始まっています。いずれにしても春日井市春日野部屋は切っても切れない関係。今回の優勝は春日井市民にとっても大きな喜びです。本当におめでとうございます!

滑るのは親父ギャクだけでw

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先週は、新年会など個人的な所用も多かった上、仕事も忙しく体がw 持続力も瞬発力も無いただのおっさんです(笑) さらに、この冬最大の寒波による積雪&道路の凍結・・慌ててライオンズメンバーのタイヤ店に無理をお願いし業務用車をスタッドレスに履き替えてもらいました。今日になって路地裏の圧雪もやっと溶けましたが、滑るのは親父ギャグだけにしたいものです。
さて、昨日ですが、まちづくりの取材があり、ままま勝川で写真撮影、その後、弊店で話をさせてもらいました。雑誌ではありませんのでPRにはなりませんが、勝川のまちをどうするを中心にした内容です。今後の課題として、個々の店ではなくエリア価値を高めるための「まちの担い手」をどう増やすかが鍵と答えておきました。まちづくり協議会中心の活動になるんでしょうが、今年の課題「丁寧な説明」に心がけます。

掛川YEGご来町

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静岡県掛川商工会議所青年部未来塾の最終回としてご来町いただきました。聞けば2回目にAIAの木下君を呼んだようで、その話を聞き視察を決めたようです。雪の影響を心配していたんですが定刻通り到着。約一時間まちを案内し弊店で昼食。ここに春日井の三上会長も浜松での研修会で会った事があるようで、挨拶に来てもらいました。まあ、どの会議所でも青年部と聞いただけで上から目線になりますが(笑) 

さて、視察のテーマは「まちづくり」です。木下君にもよく言われますが、勝川は「再開発・区画整理」「商店街」「まちづくり会社」という3つの側面から実践している珍しい地域。今回は、特に民間まち会社を中心に、TANEYA・ままま勝川プロジェクトについて話をさせていただきました。講演終了後お聞きすると市への提言をまとめているとの事。本当はリアリティの無い提言より実践が大事なんですがネ もっと厳しめに言っておけばよかったと反省しています。

夜は春日井市認定特産品協議会の新年会に出席。東野町の四川さんです。先日のマラソン大会の出店状況も報告されました。いうまでもなく特産品は「光」であることが前提ですから単に売り上げの良しあしで評価されるものでは無いと思っています。他地域の商品との差別化がポイントなんでしょうが、来月には京都府与謝野町から視察に来られるようです。パンフも見たんですが、京チリメンの産地ですから商品力は断然上。どうも協議会の運営方法などを聞きに来るようです。まあ、どこまで行っても人の問題なんでしょうがネ

あなたはどこから来ましたか?

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昨年秋公開の愛岐トンネル群への来場者の各県別グラフです。FBにも書きましたが、春日井には、全国から来てもらえるコンテンツは他にはありません。観光とは「光」を「観る」と書きますが、まさに春日井にとっては一筋の光なんだと思います。
この愛岐トンネル群は、以前JR中央線の高架化に伴い旧勝川駅を取り壊すとき、ホームに明治33年開業当時の煉瓦がそのまま残っていて、これを保存しようと「残し隊」を結成し活動していましたが、その時現在保存会の事務局長をしている村上さんが見つけてきました。一緒にやろうと誘われたんですが、まだ、再開発の途中でしたので断ると彼はNPOの「保存会」を結成し今日に至っています。将に、このトンネル群は村上さんの功績だと思います。

さて、この愛岐トンネル群のある最寄駅は定光寺です。一帯は国定公園に指定されている風光明媚な場所で、子供の頃は、遠足にも出かけましたし、この河川敷で写生大会が行われ、春日井市内の小学生は必ず一度は行く有名な場所でした。名古屋、春日井の奥座敷と言った風情で、料理旅館の千歳楼さんは、料理と陶器で多くの人に愛され、玄関を入った所には加藤唐九郎の陶壁があり目に焼き付いています。今はいろいろな事情で廃屋になっていますが、亡くなられた先代からよく知っていますので、今の姿は見るに忍びません。いつも何とか出来ないかと案じています。

また、最近、旅行業者から名古屋コーチンで昼食をというご予約が増えてきましたが、今日も奈良からお越しの団体があり聞いてみたら、昨日は岐阜の長良川、今朝名古屋城を見学し弊店で昼食後お帰りになるとの事。光は観るだけではなく「食」も関係してきますので、もう少し広い視野で考える事が必要なんでしょうね。

いわしの一言

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昨日は久しぶりに仕事の無い定休日。という事で知多半島豊浜のまるは食堂へ。家族で昼食なんですが、お互い時間を拘束しないよう現地集合、現地解散です。ここはコースもあるんですが、単品注文がお得。うまずら、甲いか、平目の活造り各二人前に定番の大海老フライ8本、カキフライ2人前としゃこ。あら汁も2人前頼むと鍋にたっぷりで5人でも十分な量w 御飯も大盛無料で、おまけに早朝サービスで鰤かまの煮つけが人数分ヽ(^。^)ノ これで一人約3000円ですからビックリ! 創業者の「うめ」さんの遺言が浸透しています。随分前ですが、お邪魔した時はまだご存命で、店頭で車の整理をしたり接客もされていましたが本当に残念です。

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帰りに立ち寄ったのは南知多33観音の一つ光明寺。ここの魚天観音(漁師、魚屋、料理やなど魚供養をする観音様)にお参りです。ここに掲示してあった【いわしの一言】が秀逸w 「政治家よ国民をなめるな」と言ったところでしょうかネ

まちづくり勝川&勝川商業開発

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㈱まちづくり勝川&勝川商業開発㈱の1月役員会に出席。一部メンバーが同じですので毎月、時間をずらして同日に開催にしています。生鮮館跡に出店するナフコに関係するスケジュールをお知らせしましたが、工事も順調に進んでいる事から予定通り2月上旬の開店になりそうです。また、写真のパレッタ南側駐輪スペースですが、以前は駅前という立地から通勤通学者で無法状態になっていました。そこで今回、有料駐輪場を設置することにしました。もちろんナフコの利用者は無料、管理は管理会社に委託し2月から工事に入ります。

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商業開発の関係は、昨年末、ままま勝川のショップサインの件とテナント状況報告、周辺の開発物件の洗い出し等々です。現在、メルタン跡では、ベトナム雑貨のイベント販売を青年部の後輩西脇がしてくれていますが、4月(予定)には、新しいカフェの出店が決まっています。今年前半は、こういった新規のショップも出てきますので楽しみですネ

合同新年会

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毎年恒例の勝川地区三商店街&駅周辺まちづくり協議会合同の新年会です。今年は参加者も多く、また、気が付くと若手も随分増えてきました。ほとんどが創業者なんですが、それだけ若い出店者が増えたという事でしょうネ。ありがたいことです。

勝川地区はマンションも人口も増えつつあるんですが、単に増えれば良い訳ではなく、特に商業者は「地域の担い手」にならないと中々よくなりません。それでは担い手って誰の事なんでしょうか?「役所・役員が何とかしろよ」「税金・組合費取られるの嫌だナ」「祭りとかイベントとか誘われるのうざい」「選挙どうでもイイ」「自分の店だけ頑張ればイイ」「道路にゴミを捨てても自分の家の庭には捨てない」・・つまり自分の敷地の中しか関心がない人・店が増えると大変なことになります。昨年の講演会で、シティプロモーションの第一人者東海大学の河井教授は「地域とはサービス提供者と顧客だけで成立しているわけでは無く、参画する主権者によって成立している」と言われていました。要は「地域に関心をもって主体的に考えることが出来る住民・商業者を如何に増やしていけるか」が鍵になってくるんでしょうネ。今年の勝川駅周辺まちづくり協議会は、この辺りを重点的に考えてみたいと思っています。

飲食業の生産性と働き方改革

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少子高齢人口減少に伴い生産人口の減少は深刻で、ここ5年間で約一千万人減少したようです。これを高齢者や女性、外国人労働者で穴埋めしようというのが政府の方針ですが、人がいないので閉店もしくは営業時間を短くする話は最近よく聞かれます。他産業と同じく飲食業界の人手不足も深刻で、約80%の店が「人手が不足している」とアンケートに答えているそうです。募集チラシを入れても集まらず、結果、業績に関係なく給与、時給はどんどん上昇すると嘆く声も聞かれます。昨年、春日井市内に支店のある某レストランは、人が集まらないので国内を諦め海外での事業展開にシフトするという話を聞きました。

そこで、出てきたのは「ITや省力機械を導入して生産性をあげる」という考え方です。生産性とは単一労働が生み出す付加価値(労働生産性)のことですが、ロット(売上金額)のことではありませんので、出来るだけ低いコストと効率的なオペレーションで売り上げ確保となります。ただ、限界売上(客数×平均客単価)以上の売り上げはありませんので、となると、規模や程度の違いはあるんでしょうが、多店舗化もしくはグループ化して仕入れコストを下げるか、調理済みの食材を導入し 作業工程を平準化するファミレス業態に収斂されることになるんでしょうか。

もう一つの考え方は、とは言ってもお客様の嗜好は様々ですから、季節の食材を手間暇かけて調理し、掛かるコストを価格に転嫁するという考え方です。これは中々デフレから脱却できない現状を考えれば、超が付く一流店以外は勇気のいることかもしれませんが、本当に美味しい物はそれなりの価格ということを理解していただくほか無いのかもしれません。

要は、コストから価格(売上)を考えるのか、価格(売上)からコストを考えるかなんでしょうが、コストを積み上げると到達不可な予測売上になってしまうので、やはり予想売上からコストを考えた方が健全なんでしょうね。スキルのある店は安い食材でも上手に調理しますしコストを下げる術を知っています。また、歴史のある店は「信用」といったストックがあります。これら競争優位性をどう活用し付加価値にしていけるのかがポイントになるんでしょう。

先ほど書いたように飲食業も二極化の道を進むんでしょうが、我々の様な小規模店や個人店は、包丁と電卓を両手に、こころに愛情を持って生産性を上げる努力をして行かなくてはなりません。来ていただきたい顧客層をキチンと把握し、ポイントを絞ったメニュー構成、接客を心掛けることが解決策の一つだと思います。

一方、働き方改革なんですが、製造業のようには考えにくく、全体から見れば顧客対応業という側面がある以上、お客様の要望に合わせて動けば、どうしても非効率になるのは宿命です。調理機械も、真空調理機、コンベンションオーブン、全自動炊飯器等々省力化に繋がる機器は、仕事が楽になるだけで、それでは余った時間を他の作業にとはいかないのが現状。ましてや、三人でする仕事を二人で出来ますので、生産性は上がりますが働き方改革にはつながりません。サービス部門でもPOSレジの導入は、間違いが少なくなるなどのメリットはあるものの、結局、それ以上の省力化はサービス低下に繋がってしまいます。つまり労働環境の改善だけでは、なかなか改革に繋がらないではと考えています。

それでは、どうすれば働き方改革が出来るのか? 飲食業は伝統的に個人のスキルに負う部分が大きいため、これが結果的に社員やPA長時間労働に繋がり離職率が高くなるという悪循環を引き起こしています。また、時間内に処理しようという意識が低いと、不要な残業も増えてきます。まず、この意識改革をしつつ、経営側も待遇改善やシフト制の導入等を考えて行かなくてはと思います。弊店では、2月から定休日を月曜日に変更しますが、市場がほぼ毎週水曜休みになるというのもあるんですが、木曜定休が祭日に重なると振替休日がとりにくくなるという理由もあります。まずは出来ることから少しずつ・・・・試行錯誤が続きます。

商店街は公共?

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朝9時からWebで打ち合わせの後、10半からコンベンション協会の正副、続いて正副会頭会議と続き、夜は今日は市商連の新年会に参加。約90名の参加者です。写真は安全安心な地域づくりをめざし、商店街SOSの店の委嘱状が各商店街の代表者に渡されているところです。グーグルストリートビューに各商店街を、また各店の店内ビューを登録するため市商連が窓口になって募集を始めるなど、新しい取り組みも稲田会長から披露されていました。愛商連や全振連などの上位団体が「商店街は公共であり文化である」等曖昧な言葉でしか目標しか掲げられず、相変わらず補助金メニューを広げている中、少し前向きな話にホッとします。もちろんパブリックマインドは大切ですが、自らが「商店街は公共」と言った裏側に「公共なんだから税金(補助金)を投入すべし」という意図が透けて見えるのが本当に良くないと感じています。むしろ地域のお金をどう動かすかが課題で、体でも同じですが、動けばカロリーを消費し消費熱量も増え、食べる量も増えてきます。例えを変えれば、運動もせずに栄養剤だけを注射した体がどうなるのかを考えれば理解できると思います。如何でしょうか? 片手にパブリックマインド、もう一方の手にはそろばん。紫波町の岡崎さんの言葉ですが、このバランスが街づくりを考えるうえで重要なのはいうまでもありません。

新春行事スタートです

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新年も10日過ぎると各団体の新春行事が始まります。まず、今日はライオンズの新春例会。CN(チャーターナイト・設立記念日の事です)記念例会も兼ねますが、今から55年前春日井ライオンズクラブが設立された当時の話や5周年ごとの記念行事について最古参の河村Lがスピーチです。知らない話や懐かしい話、基本ボランティア団体とはいえ、当時のメンバーを見ると、市長や議員、医師も7名所属され錚々たる顔ぶれですので一筋縄で行かなかったことは想像に難くありません。私が入会して丁度20年経過しましたが、当時は下から2番目の若手でしたので、例会場でも隅で小さくなっていたことを覚えています。5年目にライオンテーマという、まあ、例会場などの設営係なんですが、お役を頂戴した時も「国旗が傾いている」とか「席順が違う」等々、当時の長老はホントに厳しかった。合理化、簡素化なんて言葉は一切なく「ライオンズはそういう団体」の一言で終了。今思えば頑なに組織を守ってきたんでしょうね。いつからからそういう雰囲気も無くなり、自由闊達な団体になってきました。ただ、そのせいか出席率も悪く70%を割る例会もあります。なにより昨年末のクリスマス家族会の21名の欠席者にはビックリしました。ある程度の厳しさは必要なんだと思います。 

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夜には覚王山のルブラ王山で開催された愛知県生活衛生同業組合連合会の賀詞交換会に参加。写真は挨拶される大村県知事です。この中で成人式の話題から平成25年からの5年間で日本の生産年齢人口が1000万人減少したそうですが、愛知県の新成人は昨年よりは8%増えたそうです。日本一の産業県だけに他都市からの流入もあるんでしょうが、ある意味人口は活力の源泉ですので悪い事ではありません。しかし、その後挨拶された藤川参議院議員の「政府目標はGNP600兆円」との掛け声とは裏腹に、好景気の実感の無いまま20年続いているデフレにどう立ち向かうのか、なかなか微妙な話だなと感じます。その他にも新年ですからいろんなご来賓の挨拶があり、また叙勲の披露もされましたので、乾杯だけして、速攻で退席(-_-;) 我料理組合の面々に誘われ、本当に久しぶりの夜の錦三でしたw

おみくじを引いたら・・・

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今日は成人の日。雨のせいか着物姿で歩いている新成人は見かけませんでした。神奈川では当日連絡が取れなくなった業者があり、てんやわんやの騒動になっていたようです。鵜飼前春日井市長が、成人式が荒れていた時「中止しても・・」という声に「やめると着物や着付け美容院や写真の業者が困るだろう」と話しておられたことを思い出しました。今回の裏事情はよく分かりませんが、いくらなんでもこれは最悪です。商店街の着物屋さん美容院、写真館は絶対こんなことはしません。

さて、この時期、総合体育館は消防出初式、春日井マラソン、成人式と3日連続のビックイベント! 私も春日井マラソンでサボテンのアイスを販売するためストッカーを納品してきましたが、年末に左肩の関節に激痛が走り整形外科で診断してもらうと関節の亜脱臼で骨が擂れ出血、これが固まって神経に触っていたとの事。兎に角、痛みを抑えるためブロック注射をしてもらっています。そんなことから体育館の若手に手伝ってもらい撤収してきましたが、心身ともにそろそろ老化してきました。

正月に大須の万松寺のおみくじ券を名畑ちゃんに貰ったので引いてみたら「凶」w 健康注意から望み事叶わず、誤解を招くので丁寧な説明を等々・・体は勿論ですが慎重に事を進めることが肝心の様です。用心、用心です。

中日元監督の星野さん逝く

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今朝もFBに書きましたが、朝一番PCを立ち上げると最初に飛び込んできたのが星野さんの訃報。思わず絶句しました。たまたま前の晩、正月に友人から1999年の優勝記念のCD(東海ラジオ)を貰い、懐かしかったのでYoutubeでみていたのは、何かの暗示だったんでしょうか。しかし「燃える男」「闘将」も病には勝てなかったという事なんでしょう(泣)入団の経緯からか、現役時代は”打倒巨人”に燃え、中日、阪神楽天と監督を務めても”打倒巨人” 今風に言えば東京vs地方を地で行くような野球人生だったと感じます。


<昔のビデオから>中日ドラゴンズ1999~優勝への軌跡~

以前、ウエスティンナゴヤキャッスル天守の間で行われた星野監督の激励会に誘われ参加したことがあります。1000人以上の参加者でごった返していましたが、凄まじいオーラで星野さんがどこにいるのか分かったことを思い出しました。
また、友人の元中日投手によると、中村捕手がベンチ裏でボコボコにされていた話は有名ですが、怖くて監督とはベンチで絶対目を合わせられなかったそうです。また、巨人戦でクロマティが出て来て乱闘になった時、星野さんがマウンドに来て一言「ぶつけろ!」ただ、投手の本能で上半身は行けず下半身を狙ったら罰金だったそうです。

 今日になって星野さんと関わりのあった選手、関係者のコメントが多数出ていますが、この友人も本当には新設されたナゴヤドームで投げたかったんですが、言われるまま引退し、その後テレビ局の解説を経て楽天のコーチになったのも、全て星野さんに世話になったと言っていました。それだけ面倒見が良かったんでしょうね。人柄が偲ばれます。

早すぎる死に惜しむ声は尽きませんが、心からご冥福をお祈りします。 合掌