かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

三方良しのまちゼミ講習会

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一昨日ですが、全国400か所以上の地域で約27000店が開催されている「まちゼミ」の創案者岡崎の松井洋一郎さんの講習会に参加してきました。参加者は30名ほどでしょうか、松井さんのお話はもう何度もお聞きしていますが、伺うたびに「まちゼミ」自体が進化していることが良く理解できます。最近の傾向は大企業の参入や、学校(中・高・大)との連携も増えつつあり、また、まち歩き観光ツアー、商店街ツアー、まちゼミ参加店ツアーなど町全体での取り組みもあるとのこと。これは良いですね。また、今回は、コロナ渦の様子が知りたかったのですが、中止したのは全体の25%で、オンラインやオンラインとリアルのハイブリッド開催など工夫をして開催するところが多かったようです。個人的には、リアルの関係性があって初めてオンラインが効果をと思っていましたが、切り口を変えればオンラインからリアルへと新たなビジネスが始まる可能性もあると教えていただきました。講演の最後に松井さんから「小さな満足の積み重ねが感動を生む」とのアドバイス。いつの世も「商人」は小さな売り上げの積み重ねが大切ですね。精進します!

終了後の懇親会では、先日、全国タウンマネージャー協会の会長にも就任されましたので、その辺りの話も伺うことが出来ました。先日の岡崎市長選についても地元情報もお聞きしビックリです。岡崎は乙川の整備等々先駆的な取り組みがされています。新市長はこれらへの批判も選挙中言われていたとのこと。「市民全員に5万円配布」と言ってみたりパフォーマンス先行が、外から見ても、いや外から見てるからこそ今回の結果は残念でした。勝川のまちづくりは再開発事業以後、どちらかと言えば行政との連携は少なく、むしろ民間で、地域の需要を見極め「人・もの・金」を回す手法でここまで来ています。松井さんも地元岡崎のまちづくり会社の社長もされていますが、市長選の結果もそうですが、協会のような大きな組織を背負うと行政との関係性から頼まれごとが増えてきますので、あれやこれやと振り回されないことが肝心、少し心配です。