かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

勝川のまちづくりpart2

2日ほど前の凄腕相談役さんのコメント、いつもながら身にしみます。
再開発は津波のようなものとおっしゃる意味よくわかります。
むしろ、再開発は過去の清算・リセットなのでしょうか、そういった側面は絶対あります。
日本人は昔からリセットが得意な国民で、正月になれば、今年こそ、4月を迎えれば新年度こそ、誕生日で○○才で頑張るぞ・・・などなど
再開発もその延長線といったら言いすぎでしょうか?

以前「自然の叡智と人間の叡智」で書いたように、頭の上をぶんぶん飛び回るハエを良しとするのか、私たちの居住環境を大幅に進歩・拡大してきた新テクノロジーを良しとするのか、「メイとサツキの家」を見に行きたい人は大勢いるけど、住みたいと思う人が果たして何人いるのか、この辺りの議論も大切だと思います。
確かに、新しいものは、出来た瞬間から陳腐化していきます。しかし、出来上がったものには当然寿命があるはずですし、50年先100年先の子孫が、新たなまちづくりに着手するのも自然の流れです。
しかし、今後は今までのような大幅な技術革新はそうは期待できません。
世の中は、確実に凝縮社会に向かっています。

何が何でも、古いものは残せではなく、むしろ、何を残し何を変えるのかという視点は、今後の勝川のまちづくりをしていく議論の中で非常に大事なことだと思います。