かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

寒中見舞いのはがき

毎年この時期に寒中見舞いのはがきが年賀状に混ざって届きます。議員さんや昨年知り合った人にこちらから出した場合の答礼なんかが殆どですが、中には喪中であることを知らずに出した人からのはがきもあります。
今日、夕方用事を済ませて店に帰ると机の上に一通の寒中見舞いのはがきがおいてありました。名前を見ると平成6年に最初にサボテンのアイスを作ったときお世話になった「鷲野さん」の名前が見えましたので「どなたかご家族の方が・・」と思いながら良く見るとご本人が昨年の9月に急逝されたとのこと。奥様からのお葉書でした。びっくりして直ぐにご自宅に電話をしたらお母さんが出られ「全く急な出来事でいまだに信じられない」との事。どうも心臓発作だったようです。
平成6年に商工会議所青年部が主催し、勝川で開催した屋台村の打ち上げで、期間中テレビに取り上げられてから来場者が急上昇したお礼もあって、当時CBCテレビのディレクターをして見えた鷲野さんをお呼びしました。同じ年にサボテンのアイスを作ったのですが「フェアー用に作ったアイスがあまりにも売れなかったので、何とか作り直して春日井名物にしたい」と話をしていたのを横で聞いていた鷲野さんが「詳しくその話を聞かせてください」と声をかけていただき説明すると「面白いので番組(ミックスパイください)でやりましょう」と言っていただき、約半年間、計4回に分けて作り直すところから放送してもらい現在のサボテンのアイスが誕生しました。以後、私が諦めずに販売を続けていることを喜んでいただき、他にも会議所の事業のアドバーザーをお願いしたりと関係は続き、彼の結婚式にもご招待していただきました。言ってみれば「サボテンのアイス育ての親」。本当に信頼のおける方だけに残念でなりませんン。心からご冥福をお祈りします。合掌