かちがわ通信

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愛染かつらの北向き観音&無言館

水曜日からプライベートな用事があり、長野県小布施堂に行ってきました。市村社長とお昼の約束がしてあったので、朝8時頃こちらを出発しましたが、小布施PAスマートICが出来たお陰で、ゆっくり行っても約3時間で到着、本当に近くなりました。夏休みが前日で終わっていた事もあり、多少暇にはなっているようですが、この日は観光バスも数台止まっており、相変わらずの人気のようです。中には中国の旅行者のバスもありビックリしました。
下呂や高山のように、道路の整備の影響で、目的地が経由地になってしまい、集客に影響が出ている観光地もあるようですが、まずまずのようです。

愛染かつら昼を挟んで2時間ほど話をさせていただき、夜は上田の別所温泉へ、ここは信州の鎌倉と言われる位お寺の多い温泉ですが、宿泊した”かしわや”のすぐ横には北向き観音があります。私は全く知らなかったんですが、このお寺の愛染堂とかつらの木から、長編小説の”愛染かつら”が命名され、作者の川口松太郎が、この”かしわや”に籠って書きあげたようです。現在では上田市の天然記念物に指定されていますが、よく見ると葉がハートの形をしており、高石カツ枝と津村浩三が愛を誓った場所という背景が理解できます。




無言館翌日も、周辺のお寺を散策しましたが、「未完成の完成の塔」と呼ばれる国の重要文化財にも指定された三重塔がある前山寺と言うお寺に行ったんですが、その近くには、以前テレビで見た記憶があった、戦没画学生慰霊美術館「無言館」があり観てきました。
ここは、太平洋戦争などで亡くなった画学生たちの遺作を集めた美術館で、館内には絵画や彫刻など約80点をはじめ、戦地で書いた手紙などが展示されています。十数人の鑑賞者がいましたが、流石に一言も発する人も無く展示品に見入っていました。
しかし、今年は信州と言えども暑かったようで、この両日とも33℃。多少朝晩は涼しかったんですが、グッタリです(笑)