かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

にっぽん商店街シンポジウム

昨日は、金山にあるグランドコート名古屋で行われた「にっぽん商店街シンポジウム」に行ってきました。朝10時からの開会式には河村名古屋市長も出席。挨拶では、いつもの様に減税の話から始まりましたが「税金を払っとる方が苦労して、税金で食っとる方が楽しとるで・・・・・」という内容には思わず苦笑い。確かにそうなんですがね・・・・

開会式に続く講演会では、作家の井沢元彦さんが「歴史から見る商店街」と題して、織田信長が岐阜に作らせた城下町と楽市楽座と、徳川家康がそのアイデアを名古屋に移し、賑わいが出来たのが、商店街のルーツといって過言ではないと話をされていました。

その後のシンポジウム、分科会と、各地の商店街の事例が発表されましたが、どの商店街もいろんなアイデアを絞り出し、チャレンジ精神で事業を行っています。もちろん参考になる例もいくつかありましたが、其々地域の事情も違いますので、そっくり真似をすれば良い訳ではありません。参考にすべきは「決して諦めない」という精神。ここが大切です。また、商店街によっては潤沢な資金があるところとないところの差もあります。いつも書いていますが、会費だけに頼る運営は、もはや限界。なんらかの財源を確保する事が必要です。その意味では埼玉県秩父市みやのかわ商店街は参考になりました。この商店街はナイトバザールで有名ですが、その他の事業も本当にしっかりしており、これだけの事業を実施して、会費は月500円。商店街でセレモニー(葬祭)に取り組むなど収益事業にも取り組んでいますので、会費が安くなり加盟しやすくなるという好循環です。この辺りは勝川でも見習う点が多いのではと感じました。


逸品展示販売
 さて、今回、このシンポジウムと並行して金山総合駅のコンコースでは、各地の商店街の逸品展示販売が行われています。春日井もサボテン商品を中心に出店しましたが、流石に人通りが多い金山駅ですから、販売開始の一時頃には人だかりがしていました。春日井の商品は比較的安価なものが多いだけに、金額はのしませんが、それでもモンシェルさんのサボテン入りメロンパン等が良く売れたようです。この展示販売は23日の土曜日まで行われます。