かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

福島が利用されている

今日は父親の七回忌の法要だったんですが、仕事が忙しく、自宅、お寺と女房と二人で手分けしお参り、さらに食事の時間もゆっくり座っておられず、あらためて夕方にお墓参りに行ってきました。法要は御先祖様とのこころの交流です。まあ、理由が仕事ですから御先祖様には許してもらえると思っていますが。
法要を済ませた後、慌てて商工会議所に行き
「アトム通貨の説明を・・」という事で頼まれていた地産地消委員会に出席してきました。今回は、この委員会の事業として春日井市内の企業の受注機会を増やし産業の地産地消を推進するため、一般企業を対象としてビジネスモール春日井市の助成制度の説明がセットになっています。会場には遅れて到着しましたが、約50名ほどでしょうか熱心に耳を傾けられていました。
夕方になって春日井まつりで商店街連合会が実施する「東北支援物産展」の事で福島の友人に電話をしました。「相変わらず大変だ」というのが第一声でしたが、先日の日進市の花火大会で福島の花火が打ち上げ中止になった件や東海テレビの「セシウムさん」 事件等、このところ愛知県が原因で風評被害を撒き散らしている事に、一応愛知県人として謝りましたが「まあ、京都の件もあるんで」と前置きした後に「一番頭に来るのは、反原発の人たちに福島が利用されていること」だと言い切っていました。
確かに原発が無い方が良い事は、今や殆どの人が感じている事だと思いますが、それはそれとして、その引き合いに「福島」の名を掲げ、結果として風評被害を拡大し、復興の足を引っ張っているとしたら、これは大きな問題だと思います。福島産の農産物には県知事名で安全証明書が付けられているそうですが、全ての商品に付ける事が難しいのは明らかです。我々が出来る事は、少なくともこういった誤った風評情報に振り回されることなく、普通の生活の中で出来ることをし支援することだと思います。