毎年5日には初競りが行われ市場も動き出します。今朝のニュースでは大間のマグロが5649万円で落札されたと出ていました。縁起ものですから市場価格とは違うようですが「日本の美味しいまぐろを海外に持って行かれてたまるか」と言う落札した寿司チェーン店の社長の言葉には「粋」を感じますね。しかも、販売価格は通常と変わらないそうです。商売は「損して得とれ」とは言いますが、良い宣伝になったと思います。 また、おかみさんが避難を呼び掛けつつ逃げる途中で被災しましたが、難を逃れた釜石市根浜海岸の宝生館が再開したニュースもやっていました。あのひどい状況からよくぞここまでと感じずにはおれませんが、やはり生活もそうですが、地元の商業が再開していくニュースは励みになりますね。まさに町おこしが実感できます。
さて、午後から取引先の担当者も新年の挨拶に来ていました。この辺りは恒例の風景ですが、口々に今年は一層厳しくなるのではと話をしていきます。店を陰から支える問屋筋ですから、実感として感じているんでしょうね。やはりキチンと足元を見つめながら頑張るしかないようです。
