かちがわ通信

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巧遅は拙速に如かず

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先日開催された毎日新聞主催藻谷浩介さんのZOOMセミナーを受講。内容は日本の感染拡大はどこまで深刻化するのか?インバウンドは?東京五輪は?等々いつものように客観的で具体的な数字を基本に色々と分析されていました。興味深かったのが世界の感染の終着駅は?の答えとして「結局は感染が出ても抑える、繰り返しの出来る国同士が交流再開に進むのでは」とのこと、確かにタイやベトナムの様にほぼ完ぺきに抑え込むと交流がやりづらいのではという考えです。写真は在宅ワークをしている人のコロナ後の意識を推測していますが、ここでも「2-2-6」の原則、ただ、実際に動くのはわずか2%の人たちとのことです。最終的にはウイルスそのものはインフルエンザのように、共存していくんでしょうが、生活や価値観が大きく変わり、また、企業も働き方や営業方法等々もうコロナ前には戻らないという感覚は、共有しているのではないでしょうか。しかし、実際これに対応して行動している話はあまり聞きません。もちろん結論はまだ先になるんでしょうが、まずは行動してみることが本当に大切、孫子の「巧遅は拙速に如かず」です。