かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

春日井特産品認定賞授与式

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先日の審査会で認定された3事業所7品の認定証の授与式です。今後は認定特産品協議会に参加してもらい他の認定業者とともに活動してもらうことになりますが、協議会の会長がいつも言っていますが、認定されてもすぐに売れるわけではありませんので一緒に試行錯誤しながら勉強して良ければと思います。さて、全国のほぼすべてと言っても過言が無いように各地でこのような地域特産品への取り組みがなされています。地域の歴史や風土に由来するものから、農業や漁業生産物等々切り口は色々ですが、実際全国規模で売れていく商品は多くはありません。もちろん、地域にとってそれぞれの地域の特産物には愛着があり行政も後押しをしますのでわがまち自慢は加速度を増していきますが、冷静に考えれば素材そのもののパワーが欠けていたり商品の作り込みに難点が見られるもの、さらには誰に何を売るのかのマーケティングを間違えているケースもあり、苦戦しているところが殆どです。春日井の場合、以前は土産品コンクールという名称で事業が行われていましたが、菓子組合の「道風最中」以外、特にこれと言った商品はありませんでした。ただ、菓子組合の人からは「コンクールで受賞しても販売する場所がない」と聞かされていましたので、折しも開催が決まっていた「愛・地球博」へ出展しようと呼びかけ協議会を設立し、出品する商品を選別する意味で審査会を始めました。その後メンバーや認定特産品の点数も増え、同時に春日井まつりなどイベントでの販売する機会は増えてきましたが、相対的に売れる商品へのブラッシュアップが出来ていないのが現状です。サボテンの関係も毎年新商品が応募されるものの、決め手になるような商品が難しく、途中で息絶えることになります。行政からはもっと頑張れと叱咤激励を受けています。新しい店舗(企業)も増えましたので、若い感性にも期待したいと思います。