かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

かすがいGOGO!

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昨日ですが、ままま勝川の2Fトンガリアーノアカデミー会議室で、地域ECモール構築事業「かすがいGOGO」の実証実験に関する説明会を開催しました。昼夜2回開催しましたが、それぞれ20名ほどの参加者がありホッとしています。まずは前段の話を少し書きます。

IT及びICTの普及とともにeコマース市場は拡大の一途を進み、さらにwithコロナ時代を迎え進化の加速度を増しています。もはや商店街の肉屋・魚屋・八百屋のみならずすべての業種業態で、生産性の向上、働き方改革の課題解決手段の一つに挙がっていますが、実はこの分野のほとんどがGoogleAmazonなどのデジタルプラットホーム上で直接的、間接的なネットワークが構成され、知らないうちにデジタルトランスフォーメンションの中に取り込まれています。我々は、このコロナ禍で集客、接客が制限されていますが「集客から周客」という概念を考えたとき、特に地方においては、これらのプラットホームの上に、自前のトラフィックを構築する以外、独自性(地域課題の解決)を担保でないと考えてきました。少し難しい話になりましたが、要はコロナによって地域が直面する課題をデジタル技術を介したネットワークで解結していこうというプロジェクトです。

このプロジェクトには、春日井広報大使井原慶子さんにも参画していただいています。井原さんはご存じル・マンにも参戦された元レーシングドライバーですが、自らが主宰するレーシングチームで若手の育成に力を入れる傍ら、日産自動車の独立社外取締役を始め政府の審議会のメンバーとしても活躍されています。さらに井原さんを経由して大和ハウス工業や慶応大学大学院のメディアデザイン研究室にもご協力を頂いています。

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それでは、具体的に何をするかという部分ですが、写真のようなアプリを開発しデリバリーや予約システムを構築します。今回は来年1月18日(予定)スタートで勝川地区の三商店街の各店に登録いただき、勝川を中心とした1㎞~2㎞範囲で6月中旬まで稼働させ不具合等の調整後、全市的な運用をスタートさせます。実証実験は、春日井観光コンベンション協会で行いますが、本格運用には新会社を立ち上げ、来年10月にオープンする六軒屋町の春日井SC(仮称)にも拠点を設け連動させようと考えています。

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デリバリーに使用する車両です。これは市内他でモスバーガーなどの事業展開をしている長谷川君が自社で使用している車両を提供してくれることになりました。ただ、真ん中の車両(電動三輪バイク)は井原さんの会社フューチャーで販売される「GOGO」です。これもデリバリに使用します。また、この「GOGO」のシェア事業も、新春早々に勝川でスタートさせますので、是非、楽しみにおまちください。長くなりましたが、かすがいGOGOのアプリは、来年1月中旬までにはAppStoreなどからダウンロードできるようになります。若い三上、長谷川両君が中心になって頑張ってくれています。もうひと踏ん張りです。