かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

人生死ぬまで挑戦! 言い訳のない人生を目指します

穏やかな一日で、2006年の幕を明けました。

みなさん明けましておめでとうございます。
今年は、喪中の為、年賀状を控えさせていただきましたが、昨年中は、色んな場面で皆さんのお世話になり、本当に感謝の一年でした。
今年も、変りませずよろしくご支援いただきますようお願いします。

さて、またまた新しい年の始まりです。
日本人(東洋人?)は旧来から「リセット」の得意な人種で正月、年度変わり
誕生日などなど、都度の変わり目で気分一新! でもやっぱりお正月は格別です。


■黄金の3年に突入?


バブル崩壊から、毎年暗い話題で新年を迎えていた日本経済も、ここへきて株式市場の絶好調を初め、都心の地価の下げ止まりなど、あきらかにデフレ基調から脱したようです。今後の3年を「黄金の3年」に突入! と書いている雑誌もあります。
しかし、われわれ零細企業には、真冬の寒さが体に残り、なかなか実感がありません。どう見ても「まだら模様」しか見えず「勝ち組」「負け組」の格差が、社会的に言えば「貧富の差」がどんどん広がっていく予感がします。

その昔、新日鉄の稲山会長が「鉄は国家なり」と言った昭和30年代は、将に重厚長大産業が日本経済を牽引していました。その恩恵は社会全体に及び、日本人の暮らしは飛躍的に豊かになりました。

しかし、今将に、日本経済を牽引しているのは「流通業」「IT産業」を代表とする第三次産業で、かつての京浜地区の臨海工場群は、ベイエリアと名前を変え、商業、流通の主役となり、さらに、昨年末の流通再編(セブン&アイ西武百貨店、そごうの統合)など、「弱者救済」の再編から「強者連合」と移って来ています。

特に「ヒルズ族」と呼ばれるIT産業の勝ち組若手経営者のモラルは低く、作家の高村薫氏は「社会をリードする会社として、社会という大きな枠組みの中での思考が出来ていない」「六本木ヒルズの周辺にスラム街が出来るかもしれない」と苦言を呈しています。

このような「格差」が対立構造の温床になるのは歴史が証明しています。
最近の凶悪犯罪の多発や、耐震設計の偽造問題など、社会全体のモラルの低下は、これらの「格差」の症状として捉え早急に取り組むべき問題ではないでしょうか。
この部分で政治の果たす役割は非常に大きく、安井潤一郎先生にも是非取り組んでいただきたいと考えています。



歳を重ねてくると、全てがマンネリになってきます。
例年同じパターンで過ぎていくので、一年の経つのが早いこと早いこと!
今年こそ昨年と違う何かを発見してみたいと思っています。
(去年も同じ事を考えていましたが・・・・)
いよいよ再開発も工事が始まりました。 勝川にとっても「黄金の3年」になるよう頑張りましょう。
人生死ぬまで挑戦! 言い訳のない人生を目指します。

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