かちがわ通信

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国家の礎は「教育」だと真剣に思っています

朝9時半から、勝川小学校の今年度最後の評議員会に出席しました。
冒頭学校長から、日本の子供たちの平均学力が世界的に見て落ちて来ているために、来年度からは基礎学力に力が入れられる事や英語やパソコン教育も総合学習の中に取り入れられること。また、勉強の出来る子とやる気のない子の差が激しくなり二極化が進み、東京ほどではないものの私学志向が高まっていることなど、また、安全安心の観点から登下校時の対応も地域との連携を今後とも考えていく等、子供たちや学校の様子を伺いました。

興味深かったのは、今年度の反省として児童の実態を「学習活動」「生活面」「特別活動・その他」の3項目について教職員から見た評価を点数で表した結果を見せてもらいました。詳しくは書きませんが、総合的に「ルールを守る」事と「人とのコミュニケーションをとる」事が特に気になる点です。
この2点はわれわれ大人社会にも通じることですが、子供は将に大人の鏡です。

反面、安全安心の面から見れば「知らない人と話さない」などと教えるわけですから、実際に地区の役員さんが「子供に声を掛けた時、不審者と間違えられた」という笑えない話もあったようです。

また、個人情報の保護から小学校のホームページにも顔が特定できないよう配慮してるとのこと、他の学校では、子供の顔にモザイクを掛けている話に思わず笑ってしまいましたが、かえって歪な考えを助長しているような気がします。

学校は「子供」だけではなく「親」の教育にも今後踏み込んでで行かざるをえないようです。
私はこんな教育になったのは当時の文部省が「ゆとりの教育」を言い出してから一層おかしくなったような気がします。唯物的な「ゆとり」と心の「ゆとり」は違います。
国家の礎は「教育」だと真剣に思っています。今、是正されても結果が出てくるのは10年先20年先・・一日も早く正しい方向に向けなくては。

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